母の父に凱旋門賞馬を持つスプリンター 函館スプリントSで父タリスマニックに産駒初のJRA重賞タイトルを届けるか

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2024年06月06日 11:45  netkeiba

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サウザンサニー(撮影:下野雄規)
 タリスマニック産駒のJRA重賞初制覇なるか。条件戦を3連勝中のサウザンサニー(牡4、美浦・岩戸孝樹厩舎)が、函館スプリントステークス(3歳上・GIII・芝1200m)で重賞初制覇に挑む。

 サウザンサニーは父タリスマニック、母メイハンコック、母の父ワークフォースの血統。ここまで11戦4勝。昨年のファルコンSで3着に健闘。その後は1勝クラスで惜敗が続いたが、昨年末に待望の2勝目をゲット。この一戦をきっかけに2勝クラス、3勝クラスと破竹の3連勝を果たし、一気にオープンへと駆け上がってきた。父が17年のBCターフの覇者なら、母の父は10年の凱旋門賞馬。典型的なクラシックディスタンス向きの配合といえるが、芝短距離で5勝を挙げた祖母メイビリーヴの血が隔世遺伝したのか、典型的なスプリンターに出ている。

 タリスマニック産駒はこれまでJRAで89頭が走り、20頭が勝ち上がり。しかし重賞には延べ3頭が挑み、昨年のファルコンSのサウザンサニーが3着(14番人気)、今年のファルコンSのアンクルクロスが6着(15番人気)、同じくオークスのランスオブクイーンが5着(14番人気)と、人気以上に健闘しながら勝利には手が届いていない。

 サウザンサニーがここで父に初タイトルを届けることができるか。自身も秋の大舞台に向けては賞金加算が必須だけに、結果が欲しい一戦となる。

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