日本ダービー馬ダノンデサイルの半姉 初ダートで変わり身見せ弟に続けるか

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2024年06月07日 07:30  netkeiba

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初ダートで3勝目を狙うスタティスティクス(c)netkeiba
 血統的な価値が上がり、同時に成績もアップするか。今年の日本ダービーを制したダノンデサイルの半姉となるスタティスティクス(牝5、栗東・石坂公一厩舎)が、土曜京都8Rの3歳上2勝クラス(牝・ダ1800m)で約1年ぶりの勝利を目指す。

 スタティスティクスは父ハーツクライ、母トップデサイル、母の父Congratsの血統。母は14年のBCジュベナイルフィリーズの2着馬。半弟のダノンデサイルは今年の京成杯で重賞初制覇。皐月賞は競走除外となったが、日本ダービーでは横山典弘騎手の好騎乗もあって勝利をつかみ取り、GIウイナーの仲間入りを果たした。

 ここまで19戦2勝。2勝クラスに昇級後は大敗こそないが、ここ2戦は1秒1の6着、1秒2差の4着と物足りないレースが続いている。そこで今回はダートに初挑戦。母系からは砂替わりが吉と出る可能性も十分にある。

 日本ダービー馬の姉としては初めての実戦。弟に触発されて、ガラリ一変の走りを見せてくれることを期待したい。

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