【RIZIN】アーチュレッタ「クレベルの“喧嘩宣言”は自分に好都合」タイトル挑戦にも言及【インタビュー】

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2024年06月07日 13:33  ORICON NEWS

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『RIZIN.47』試合前インタビューに登場したフアン・アーチュレッタ (C)ORICON NewS inc.
■『Yogibo presents RIZIN.47』試合前インタビュー(7日・都内ホテル)
 第8試合でクレベル・コイケとの“元王者対決”に挑むフアン・アーチュレッタが、2日後に迫った試合に向けて「最初からアクセル全開で行く」と全力ファイトを誓った。

【画像】『RIZIN.47』全試合順

 昨年までRIZINではバンタム級(リミット61キロ)で4試合を戦ってきたが、今回からフェザー級(リミット66キロ)に階級を上げたアーチュレッタ。その初戦で元フェザー級王者の“柔術界の鬼神”クレベルといきなり対戦する。

 前回の朝倉海とのバンタム級タイトルマッチでは、前日計量で2.8キロもオーバーしベルトを剥奪された。今回は規定体重が5キロ以上も増えることから「バンタム級で戦うことは全てにおいてチャレンジングで覚悟と苦悩があった。フェザー級では元気があって元気があってエネルギーが溢れている」と順調な仕上がりを感じさせた。

 クレベルが事前インタビューで「喧嘩するぞ」と要求していたが、「彼がこの試合で喧嘩をするって思ってくれているのは、自分には都合の良いこと。皆さんご存知の通りクレベル選手はピンチになったら、自分からガードポジションに引き込むかテイクダウンを狙ってくる。やってくることがわかりやすいので、自分は終始フルスロットルでアグレッシブに戦って、どっちが先に消耗するかという勝負を仕掛けたい」と自信を覗かせた。

 先日の公開練習では、東京オリンピック女子レスリング金メダリストの須崎優衣選手がサプライズで登場し、練習パートナーを務めた。須崎選手がアーチュレッタのインスタグラムにDMを送ったことで交流が始まり、アメリカの家にホームステイするほど今や家族ぐるみの付き合いとなっている。

 「彼女が人間的にどれだけ素晴らしいか、どれだけの偉業を成し遂げたのかを日本のRIZINファンに知ってもらいたくて公開練習に来てもらった。彼女は決して簡単ではないことをやっている。東京五輪で金メダルを取り、パリ五輪の選考会を勝ち抜き、選手として毎年活躍し続けている。彼女に対しては言葉に表せないくらいリスペクトを持っているよ」

 また、RIZIN榊原信行CEOがこの試合の勝者が次のフェザー級タイトルマッチ挑戦者の最有力と明言したが、『超RIZIN.3』で対戦する朝倉未来と平本蓮の勝者も候補であると語っていた。アーチュレッタは「元チャンピオンvs.元チャンピオンのこの試合の勝者こそがタイトルマッチにふさわしいと思う。だけど、私は試合の場を求めてここに来たので、タイトルは欲しいけれど試合がしたいしみんなが見たいような試合を提供したい。その一心でRIZINに移籍したので、タイトルマッチの前に誰かとやらなきゃいけないというのであれば、もちろん喜んでやります」とファンの声を第一に優先すると語った。

●6・9『Yogibo presents RIZIN.47』対戦カード
・第9試合 バンタム級
堀口恭司 vs. セルジオ・ペティス
・第8試合 フェザー級
クレベル・コイケ vs. フアン・アーチュレッタ
・第7試合 ヘビー級
上田幹雄 vs. シェミスラブ・コバルチェク
・第6試合 フェザー級
武田光司vs. ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
・第5試合 ライト級
スパイク・カーライル vs. キム・ギョンピョ
・第4試合 フェザー級
カルシャガ・ダウトベック vs. 関鉄矢
・第3試合 ライト級
ジョニー・ケース vs. “ブラックパンサー”ベイノア
・第2試合 オープンフィンガーグローブキックボクシングルール(※肘有り)
梅野源治 vs. 魚井フルスイング
・第1試合 ライト級
徳留一樹 vs. 宇佐美正パトリック

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