東北の梅雨入り遅く 東北絆まつりは日差しあり 熱中症に注意

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2024年06月07日 15:36  日本気象協会

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日本気象協会

東北の梅雨入り遅く 東北絆まつりは日差しあり 熱中症に注意

8日(土)9日(日)の東北地方は、土曜日ほど晴れて蒸し暑くなるでしょう。東北絆まつりが開催される仙台も土曜日ほど晴れて祭日和に。日曜日は雲が増えますが雨は降らなさそうです。南風が強まるため竿灯などは風の影響にご注意ください。湿気が多くなるため、熱中症にも気をつけましょう。



●8日(土)9日(日)は8日ほど晴れて蒸し暑い


6月8日(土)9日(日)の2日間、東北6県の祭りが一堂に集まる「東北絆まつり」が、仙台市内で開催されます。東日本大震災からの復興を願い2011年に始まった「東北六魂祭」の後継イベントです。
この土日の東北地方は、土曜日の日中は日差しが届き、お出かけ日和でしょう。最高気温は25℃以上の夏日の所が多く、秋田県内は横手30℃など今年一番の暑さの所がでてきそうです。

日曜日は湿った空気が流れ込んで雲が増えますが、雨が降るのは青森県・秋田県北部に限られそうです。仙台市内は南よりの風が強まり、木の枝が揺れるくらいとなりそうです。竿灯や花笠、すずめ踊りの扇子などは、風の影響にご注意ください。

10日(月)は上空の寒気の影響で、日本海側を中心に雨脚が強まり、場所によっては雷雨の恐れがあります。
その後は天気が回復し、晴れて暑い日が続くでしょう。梅雨入りも先送りになりそうです。


●熱中症 来週は各地警戒へ


この先は蒸し暑い日が増えますので熱中症に注意・警戒が必要です。

土日は秋田の土曜日が警戒、その他は注意レベルです。
仙台は、先月の青葉まつりの時よりも湿度が高く、汗が蒸発しにくくなります。パレードで長く演舞される方は、特に水分をこまめにとりましょう。
来週は晴れて気温も高いので、各地で警戒レベルが続きます。食品も傷みやすくなりますので、食中毒にも気を付けましょう。


●梅雨入りは平年より1週間程度遅い見通し


15日・16日の土日も東北地方は晴れ間がでそうですが、この頃には西日本・東日本が続々と梅雨入りしそうです。
東北も17日(月)以降は南部から曇りや雨のマークが増えて、平年より1週間程度遅く梅雨入りを迎える見通しです。
本格的な雨の季節が近づきますので、避難バックの中の食料品が賞味期限を切れていないか、着替えが夏物になっているかなどチェックしておきましょう。


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