【RIZIN】堀口恭司「感情を入れすぎず勝つことだけに集中」階級アップも問題なし 今後の契約にも言及

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2024年06月07日 17:08  ORICON NEWS

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『RIZIN.47』試合前インタビューに登場した堀口恭司 (C)ORICON NewS inc.
■『Yogibo presents RIZIN.47』試合前インタビュー(7日・都内ホテル)

 メインイベントの第9試合で、前Bellatorバンタム級王者のセルジオ・ペティスとの2年半ぶりの再戦を迎える現フライ級王者の堀口恭司が、2日後に迫った試合にむけていつも通り明るい笑顔で語った。

【写真】パワフルにポーズを決めたセルジオ・ペティス

 両者は2021年12月の『Bellator 272』のバンタム級タイトルマッチで対戦。5ラウンド制の試合は3ラウンドまで挑戦者の堀口がリードしていたが、4ラウンドに王者ペティスのスピニングバックブローを顔面に受けた堀口がダウンし、衝撃的な幕切れでペティスがKO勝利した。それから2年半、待望の再戦が日本で実現する。

 日本中の格闘技ファンがリベンジを願う一戦を目前に控えても「心境はいつもどおり。試合をやる感じがしない」と落ち着いた表情の堀口。ここ1年半はフライ級(57キロ)で戦っており、今回は久しぶりのバンタム級(61キロ)に階級を上げるが「コンディションは全く問題ないです」と体重差の不安も一蹴した。

 回転系の技が多いストライカーのペティス対策は「ストライキングでもグラウンドでも、どんなポジションでも自分が優位に立てるゲームプランを作ってきた」と自信を覗かせる。ペティスは昨年11月にパッチー・ミックスに敗れてBellatorバンタム級のベルトを失ったが、「その試合からもいろいろ研究しましたよ、ガハハ」と笑った。

 リベンジへの注目が集まるが「自分は試合にあんまり感情を入れない。入れすぎると熱くなってスタミナをロスするので、機械的に1試合として戦う」と、いつもどおり“格闘サイボーグ”としてミスなく勝利を目指す。

 先週にも行われたインタビューで「この試合がRIZINでの一区切りとなる」と明言。かねてからUFC再挑戦も公言しているだけに、動向が気になるところだが「RIZINと喧嘩してるわけではないし、この先がどうなるかわからないけど一区切りという感じ。ただ、あんまりそこまで考えていなくて、しっかりと次の試合に勝つことに集中しています」と胸の内を明かした。

 また、今後の階級について「自分はフライ級がメインだけど、需要がないところに行ってもしょうがない」と冷静に立ち位置を考えており「もうちょっと食べようかな。キツイっちゃキツイけど(苦笑)」バンタム級への転向も示唆した。

 今回は妻でタレントの川村那月とともに来日した。結婚後の変化については「今まで100%外食だったけど、ご飯を作ってくれるし、家もキレイにしてくれている。気持ち的にも落ち着くし、格闘家としても人間としても強くなってるんじゃないかな」と語った。

●6・9『Yogibo presents RIZIN.47』対戦カード
・第9試合 バンタム級
堀口恭司 vs. セルジオ・ペティス
・第8試合 フェザー級
クレベル・コイケ vs. フアン・アーチュレッタ
・第7試合 ヘビー級
上田幹雄 vs. シェミスラブ・コバルチェク
・第6試合 フェザー級
武田光司vs. ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
・第5試合 ライト級
スパイク・カーライル vs. キム・ギョンピョ
・第4試合 フェザー級
カルシャガ・ダウトベック vs. 関鉄矢
・第3試合 ライト級
ジョニー・ケース vs. “ブラックパンサー”ベイノア
・第2試合 オープンフィンガーグローブキックボクシングルール(※肘有り)
梅野源治 vs. 魚井フルスイング
・第1試合 ライト級
徳留一樹 vs. 宇佐美正パトリック

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