半弟にドウデュースの良血 新進気鋭の若手厩舎への転厩初戦で変わり身見せるか

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2024年06月07日 18:45  netkeiba

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ダート替わりで復活を期すロンズデーライト(23年11月撮影、ユーザー提供:KENさん)
 久々のダートで復活なるか。ドウデュースの半兄となるロンズデーライト(牡6、栗東・高橋一哉厩舎)が、土曜東京10Rの青梅特別(3歳上・2勝クラス・ダ1600m)で3勝目を狙う。

 ロンズデーライトは父ディープインパクト、母ダストアンドダイヤモンズ、母の父Vindicationの血統。母は12年の米G2ギャラントブルームHの勝ち馬で、同年の米G1のBCフィリー&メアスプリントでは2着だった。そして半弟のドウデュースは21年の朝日杯FS、22年の日本ダービー、昨年の有馬記念の覇者。また、半姉のフラーレンもダートで4勝を挙げてオープンまで出世している。

 ここまで11戦2勝。デビュー2戦目だった21年6月の未勝利(札幌ダ1700m)で初勝利。昇級後は苦戦が続いていたが、昨年5月の1勝クラス(京都芝1600m外回り)で2勝目を挙げた。その後、皆生特別では2着に健闘したものの、近3走は12着、10着、8着と大敗続き。休み明けの今回は1年9カ月ぶりのダート、さらには高橋一哉厩舎への転厩初戦と、大きく条件を替えての一戦となる。

 高橋一哉調教師はここまで中央と地方を合わせて5勝と、今年開業の8人の中では福永祐一調教師と並んでトップの数字を残している。不振だった馬を次々と復活させている「高橋再生工場」で浮上のきっかけをつかめるか、超良血馬の走りに要注目となる。

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