F1カナダGP FP1:ウエットからドライに変わったセッション。トップはノリス、フェラーリの2台が続く

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2024年06月08日 04:00  AUTOSPORT web

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2024年F1第9戦カナダGP ランド・ノリス(マクラーレン)
 2024年F1第9戦カナダGPのフリー走行1回目が行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)がトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(レッドブル)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。角田裕毅(RB)は12番手だった。

 舞台となるジル・ビルヌーブ・サーキットでは、カナダGPの開催に先立って路面の再舗装が行われた。今回持ち込まれたタイヤはハードがC3、ミディアムがC4、ソフトがC5という最も柔らかい組み合わせの3種類だ。また、アルピーヌはこのFP1でエステバン・オコンに代えてジャック・ドゥーハンを起用する。

 FP1が始まる前には雨や雹が降り、コース上には水たまりも残っていた。そのためレースコントロールはセッション開始前に、予定通り現地時間7日13時半にFP1をスタートするがピット出口はクローズのままになるとアナウンスした。

 コース上では排水処理が行われ、開始から21分後にピット出口がオープンになった。最初にルイス・ハミルトン(メルセデス)がインターミディエイトタイヤを履いてコースイン。続いてコースに出たバルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)はフルウエットタイヤだ。ボッタスは「インターミディエイトでいけそうだ」と無線で報告し、一度ピットに戻ってインターに履き替えた。

 ボッタスの後にコースに出て行ったマシンはフルウエットとインターにわかれていた。開始から28分を過ぎたところで、インターを履いた周冠宇(キック・ザウバー)が濡れた路面でコントロールを失いウォールに左のリヤタイヤとフロントタイヤをヒット。その後コースサイドにマシンを止めたため、セッションは赤旗中断となった。

 周のマシンを撤去し、残り時間23分のところでセッションは再開。コース上空には青空が広がっており、気温19度、路面温度30度というコンディションだ。再開後はインターで走行し、カルロス・サインツ(フェラーリ)がトップ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が0.075秒差で2番手、ボッタスが0.185秒差で3番手に続いた。

 各車一度ピットに戻り、残り時間5分ほどのところで周以外の19台がソフトタイヤでコースイン。最終盤になってタイムを更新し、ノリスが1分24秒435でトップ、2番手がサインツ、3番手がルクレールというトップ3となった。タイムを記録したのは17台で、周、ドゥーハン、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)はノータイムとなっている。

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