エンバペの到来=“ラ・リーガ復権”? スペイン紙「“スターリーグ”再び」「プレミアの脅威に」

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2024年06月08日 12:41  サッカーキング

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エンバペがレアルとラ・リーガをさらに上に押し上げる? [写真]=Getty Images
 スペイン紙『マルカ』は7日、レアル・マドリードに加入したフランス代表FWキリアン・エンバペが“ラ・リーガ復権”に大きく貢献する可能性について言及した。

 今月3日、レアル・マドリードはパリ・サンジェルマン(PSG)退団を発表していたエンバペの獲得を発表。長年“確定路線”とされてきた移籍がついに実現した。なお、レアル・マドリードとエンバペの契約は2029年までの5年間となる。

『マルカ』は「エンバペのレアル・マドリード加入はスペインの競争を激化させる可能性がある」と指摘。ラ・リーガが再び世界的スターの在籍するリーグとして復権を果たすという見方を示した。

「レアル・マドリードのほぼ破壊不能な強さ、隠れた巨人となったバルセロナ、あるいは多額の資金を投入したアトレティコ・マドリードの新たな野心は、ラ・リーガを栄光の時代に戻すことができる要因の一部となっている。あの“スターリーグ”が再び盛り上がり始めているかもしれない」

 また、『マルカ』はエンバペの到来がラ・リーガ内のみならず、欧州全体の勢力図をも変える可能性があると主張している。

「過去2年間、プレミアリーグが狙っていた輝かしい2人のスター選手がスペインにやって来るという流れが続いている。(ジュード・)ベリンガムとエンバペは何百万ポンドというお金にも誘惑されず、レアル・マドリードと契約することを決めた。プレミアリーグにとっては非常に有害な動きであり、彼らの覇権を終わらせかねない脅威的な危険を伴うものだった」

 同メディアはラ・リーガとプレミアリーグのスター選手を比較し、「潜在的には同等」と分析。「もちろん、プレミアリーグには(アーリング・)ハーランドや、(モハメド・)サラー、(ケヴィン・)デ・ブライネ、ロドリといった大物外国人選手が引き続き在籍している」としつつも、「ベリンガムとエンバペがスペインを選んだのも事実だ」と強調した。

『マルカ』が伝えた両リーグ選手の比較は次のとおり。

■最も価値のある選手トップ5
ジュード・ベリンガム(ラ・リーガ)…1億8,700万ユーロ(約316億9,000万円)
キリアン・エンバペ(ラ・リーガ)…1億8,500万ユーロ(約313億5,000万円)
アーリング・ハーランド(プレミアリーグ)…1億8,500万ユーロ(約313億5,000万円)
ヴィニシウス・ジュニオール(ラ・リーガ)…1億7,600万ユーロ(約298億3,000万円)
フィル・フォーデン(プレミアリーグ)…1億5,000万ユーロ(約254億2,000万円)

■最も価値のある選手トップ20
ラ・リーガ:8選手(キリアン・エンバペ、ジュード・ベリンガム、ヴィニシウス・ジュニオール、フェデリコ・バルベルデ、オーレリアン・チュアメニ、ペドリ、ロドリゴ、ガビ)
プレミアリーグ:7選手(アーリング・ハーランド、ブカヨ・サカ、ロドリ、デクラン・ライス、フィル・フォーデン、フリアン・アルバレス、マルティン・ウーデゴーア)
ブンデスリーガ:3選手(ジャマル・ムシアラ、フロリアン・ヴィルツ、シャビ・シモンズ)
セリエA:2選手(ヴィクター・オシムヘン、ラウタロ・マルティネス)
リーグ・アン:0

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