【RIZIN】榊原CEOが語る堀口vs.ペティスの意義、そして“5大サプライズ”のヒント【単独インタビュー】

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2024年06月08日 18:11  ORICON NEWS

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RIZIN榊原信行CEO (C)ORICON NewS inc.
 ■『Yogibo presents RIZIN.47』前日計量(8日・都内ホテル)

【写真】試合前日!にらみ合う堀口恭司とセルジオ・ペティス

 あす全9試合に出場するファイターたちによる前日公開計量の終了後、RIZINの榊原信行CEOがORICON NEWSの単独インタビューに応じ、第9試合の堀口恭司vs.セルジオ・ペティス戦のほか、7月28日の『超RIZIN.3』への流れ、そしてあすの大会で予告した“5大サプライズ発表”について明かした。

――ファンが集まっての公開計量は、ものすごい熱量でした。

【榊原】すごかったですね。特に上2つに熱のあるカードで(堀口vs.ペティス、クレベル・コイケvs.フアン・アーチュレッタ)。堀口、クレベル、アーチュレッタらRIZINをアスリートとして引っ張っている、ある意味でかき回している中心の選手たちによる、それぞれ勝負論の詰まったカードになったと思います。UFC以外のほかの世界中の格闘技プロモーションのカードと見比べても遜色がない、世界中のファンが見たくなるカードが今回は並べられたので、日本で楽しめることが日本のファンに伝わるといいなと願っています。

――堀口恭司vs.セルジオ・ペティスはUFCのメインでもおかしくない、世界的に見ても豪華なカードですが、実現のためには榊原さんもかなり苦労をされたのでは?

【榊原】3月に『超RIZIN.3』の朝倉未来vs.平本蓮のカードを発表して、その話題が先行する中で今回の代々木大会なので、メインを誰に託そうかと。そのなかで、堀口vs.ペティスのフライ級のタイトルマッチをやれたらと、早い段階からベラトールとは交渉していました。ただ、リベンジ戦はマッチメイクが難しく、勝ってるペティスからするとやる大義がないけれど、ベラトールが間に入って交渉してこのカードがまとめられて、大会に背骨ができました。僕らはナンバーシリーズは、タイトルマッチや次期挑戦者決定戦など、各階級のチャンピオンシップにひもづくレベルの高い試合をやりたいんです。7月の『超RIZIN.3』があるなかで、6月大会は「大丈夫かよ」って心配もありましたが、僕らが届けていきたいレベルの高いトップアスリートのドラマチックな戦いをラインナップできました。ナンバーシリーズではこのクオリティーを繰り返して、日本のファンの皆さんに愛してもらいながら、『PRIDE』が世界のファンから愛されたように“J-MMA”のドラマを届けられれば。そのためにも、明日の9試合がどう受け入れられるか楽しみです。

――世界各国から放送・配信の問い合わせも多いのでは?

【榊原】そうですね、今回通常の大会よりも世界で見られることになると思います。

――試合はもちろん、榊原さんが匂わせた“5大サプライズ”もファンの間で予想合戦が加熱しています。

【榊原】伏線の回収じゃないけど、みんなの想像するいくつかのサプライズ、期待することの答えがきちっとした形で伝えられる準備ができました。

――『超RIZIN.3』の注目が大きいですが、『RIZIN.47』もストーリーとしてつながっていきますね。

【榊原】極論をいうと、明日の試合で勝った選手が勝ち方によっては『超RIZIN.3』に出てこられるし、狙ってる選手もいるでしょうし。僕らも『超RIZIN.3』のカード編成を固めきっていないので、明日の試合を見て最終的にどうまとめるかに取りかかりたいと思っています。だから、『超RIZIN.3』だけではなくフライ・バンタム・フェザー各階級のこの先の未来も占う大きな1日になると思います。

――それだけ注目すべき大会ですが、当日券も少しだけ残っているんですよね?

【榊原】そんなにたくさんではないですが、各券種とも少しだけあります。堀口vs.ペティスという世界レベルのカードが生で見られる機会はなかなか無いことですので、迷っている方はもちろん、迷っていない方もぜひ会場にお越しください。RIZINが伝えたい魅力が凝縮された、濃密な大会になります。代々木第一体育館は大きいですが、リングが非常に見やすい会場ですので、ぜひお楽しみください!

●6・9『Yogibo presents RIZIN.47』対戦カード
・第9試合 バンタム級
堀口恭司 vs. セルジオ・ペティス
・第8試合 フェザー級
クレベル・コイケ vs. フアン・アーチュレッタ
・第7試合 ヘビー級
上田幹雄 vs. シェミスラブ・コバルチェク
・第6試合 フェザー級
武田光司vs. ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
・第5試合 ライト級
スパイク・カーライル vs. キム・ギョンピョ
・第4試合 フェザー級
カルシャガ・ダウトベック vs. 関鉄矢
・第3試合 ライト級
ジョニー・ケース vs. “ブラックパンサー”ベイノア
(※ケースが1kgオーバーでレッドカード提示/勝ってもノーコンテスト)
・第2試合 オープンフィンガーグローブキックボクシングルール(※肘有り)
梅野源治 vs. 魚井フルスイング
・第1試合 ライト級
徳留一樹 vs. 宇佐美正パトリック

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