【AI予想・エプソムC】ビッグレースでの活躍馬を多数送り出す一戦 格上といえる実力馬の復活に期待!

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2024年06月08日 20:00  netkeiba

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エプソムCに出走予定のヴェルトライゼンデ(c)netkeiba
 今週の日曜日は、東京競馬場でエプソムカップ(GIII)が行われます。

 近年のエプソムCで上位入線を果たした馬は、その後のGIIやGIでも活躍するケースが目立ちます。昨年の勝ち馬ジャスティンカフェは同年のマイルCS(GI)で3着に好走。2着馬のルージュエヴァイユは同年のエリザベス女王杯(GI)2着に入り、今年の大阪杯(GI)でも3着と結果を残しています。

 そのほかの年でも22年のエプソムCで優勝したノースブリッジは、香港で行われた今年のクイーンエリザベス2世C(G1)で3着と善戦。20年の勝ち馬ダイワキャグニーは同年の毎日王冠(GII)で2着に入るなど、その後の大舞台でも好走しています。エプソムCは今後のGIIやGIへの登竜門的な立ち位置にある重賞と言えるのではないでしょうか。

 そんな今年のエプソムCには18頭が出走を予定。上位人気が予想されるのは23年のセントライト記念(GII)勝ち馬のレーベンスティール、現在2勝クラスと3勝クラスを連勝し勢いに乗るサイルーン、今年のダービージョッキーを鞍上に重賞初制覇を狙うアルナシーム、長期休養明けで出走した前走の谷川岳S(L)で2着と好走したトゥデイイズザデイなどが出走を予定しています。

 ほかにも久々の重賞挑戦となった前走のダービー卿CT(GIII)で4着と善戦したニシノスーベニアや、GIでの好走歴があるヴェルトライゼンデ、重賞での連対実績があるシルトホルンなども出走を予定しています。

 はたしてAIはどういった結論に至ったのか。早速ですが、AIに弾き出された注目馬をご紹介します。

◆ここでは格上の存在

 今週のエプソムCでAIが本命に抜擢したのは、今年のメンバーの中では抜きんでた実績を有するヴェルトライゼンデでした。

 週初の本命候補にも挙がっていた本馬ですが、最終追い切りや枠順発表後もその評価に変化はなく、AIも太鼓判を推しているようです。

 ヴェルトライゼンデは今年で7歳となる牡馬。2歳時に出走したホープフルS(GI)では2着と好走。勝ったのは後に三冠馬となるコントレイル。その馬と僅差の競馬を演じ、早くから能力の高さを示していました。

 翌年のクラシックは皐月賞(GI)や菊花賞(GI)でこそ結果を残せませんでしたが、日本ダービー(GI)では10番人気の低評価を覆し3着と好走。その後も重賞戦線で度々上位争いに加わっており、22年のジャパンC(GI)でも3着に入るなど活躍しています。

 しかし、前走の大阪杯後に2度目の屈腱炎を発症し長期休養を余儀なくされ、今回がおよそ1年2か月ぶりの実戦となります。1度目の屈腱炎から復帰を果たした22年の鳴尾記念(GIII)では、約1年4か月ぶりの一戦で勝利を収めていますので、長いブランクがあっても自身の力は出し切れるタイプと言えそうです。中間は坂路とプールを併用ししっかりと乗り込まれている印象ですし、いきなりから力を出し切ってくれそうです。

 今年のメンバーではヴェルトライゼンデ以外にGIで3着以内に入った実績を持った馬がいませんので、ここでは格上の存在と言える本馬。長期休み明けの影響で金曜日時点の想定オッズでそれほど人気になっていませんが、能力や実績を考えれば配当妙味は十分。ブランク明けでも走れる事も証明済みですし、ここは絶好の狙い目になるのではないでしょうか。

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