【エプソムC予想】妙味ある「前走ローテ」「枠」「脚質」とは? 過去データから探るGIIIエプソムC

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2024年06月09日 07:35  netkeiba

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エプソムCに出走予定のシルトホルン(撮影:下野雄規)
 今週からは「東京・京都」に加え、「函館」の夏開催もスタートする。

 重賞は日曜日に2つ。函館競馬場で函館スプリントS(GIII・函館・芝1200m)。そして東京競馬場では芝中距離戦エプソムカップ(GIII・東京・芝1800m)が行われる。

 注目するのはエプソムC。いつものように過去10年データからレース傾向と馬券ヒントを探っていこう。

1.近5年の1番人気馬は大不振。狙うべき人気順は?

 まずは人気上位馬たちの過去の成績チェックから。

 1番人気馬は、過去10年で2勝。成績は[2-2-1-5]で馬券圏内キープ率50パーセント。しかも2〜4年前はすべて馬券圏外。信用度としては今一つといえる。

 ちなみに2番人気馬は過去10年で3勝、成績は[3-0-2-5]。3番人気馬は1勝で成績は[1-1-0-8]。上位人気3頭は、不良馬場での開催だった20年以外、どれか1頭は必ず馬券圏内にはなっている。今年も不良馬場だったら人気勢バッサリという作戦もありだろう。

 これ以外の特徴としては、毎年必ず「4・5・6番人気のうち1頭」が馬券圏内になっているということ。このゾーンの人気馬は馬券に組み入れておいた方が良さそうだ。

2.外枠有利は継続中?

 これは昨年も指摘したデータだが、エプソムCはやや外枠有利の傾向あり。その昨年は枠では8-8のゾロ目決着だった。

 まあ昨年も3着は1枠馬だったので、外枠だけ買っていれば良いというわけではないのだが、1〜4枠2勝に対し、5〜8枠が8勝となっている。過去10年で2・4枠の勝利はない。

3.逃げ馬は50パーセントで残れる?

 エプソムCを逃げて勝った馬は、15年のエイシンヒカリだけ。

 しかし16・17・19・20年でも逃げた馬は馬券圏内に残っている。確率でいえば逃げ馬の馬券圏内キープ率は50パーセントとなっている。

 反面、これ以外の5年、逃げた馬はすべて2ケタ着順に大敗している。成績からすれば一か八かの戦法。それでも一発ありの逃げタイプは一応注意しておいたほうが良さそうだ。

4.前走ローテは今年もメイS重視?

 これも昨年指摘しておいたローテーションの傾向。

 コース距離ともに同じ東京芝1800mのメイS。前走でここを使っていた馬はかなり好走できる傾向にある。

 17〜20年には4年連続で連対。21年は前走メイS組から出走2頭だったが馬券圏内にはならず。22年には1頭も出走なし。そして昨年は、名前を出しておいた前走メイS、マテンロウスカイ、ルージュエヴァイユの2頭が、2・3着に入ってくれた。

 今年も前走メイS組は2頭。シルトホルンとカレンシュトラウスがいる。今年も一応チェックしておきたい。

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