6月9日は「ロックの日」 関わりある競走馬たちが集合

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2024年06月09日 08:30  netkeiba

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昨年の函館スプリントSを制したキミワクイーン(昨年6月撮影、ユーザー提供:ともやんさん)
 6月9日は「ロックの日」だ。6と9の語呂合わせで、楽器・音楽制作系のフリーペーパー「DiGiRECO(デジレコ)」を発行する(株)ミュージックネットワークにより制定された。そこで今回はロックに関係する活躍馬を紹介したい。

 歴史を紐解けば、多くの名馬が出てくる。01年の香港ヴァーズを勝ち、種牡馬としても大成功したステイゴールドは、スティーヴィー・ワンダーの名曲が馬名の由来とされているが、日本のロックバンド・Hi-STANDARDにも同名の曲がある。リリースはステイゴールドのデビュー後なので、少々強引ではあるが、関係する馬名といえなくもない。さらに、03年の皐月賞とダービーを制したネオユニヴァースは、L'Arc〜en〜Cielの19作目のシングルと同名。また、17年の札幌2歳S覇者のロックディスタウンはストレイ・キャッツのヒット曲と同じだ。

 オーナーで見ると、南関東を中心に競走馬を所有した吉井稔氏は、馬名にビートルズの曲名を多く採用している。「ラヴミードゥ」「レットイットビー」「アナザーガール」など、さながらコンサートのセットリストのようである。

 そして重賞未勝利でも忘れてはいけないのがリーゼントロックだ。横浜DeNAベイスターズの三浦大輔監督の所有馬で、18年の大沼Sの勝ち馬。現役引退後は誘導馬となり、現在は京都競馬場で活躍中。JRAの京都競馬場ホームページ内にある誘導馬紹介では、「誘導馬も障害飛越もロック魂で難なくこなして見せるぜ!」と力強いコメントが残されている。

 さて、6月9日のJRA出走馬でロックにまつわる馬名の馬はいるだろうか。少々強引かもしれないが、函館スプリントS(3歳上・GIII・芝1200m)にはキミワクイーン(牝5、美浦・奥村武厩舎)がエントリーしている。クイーンといえば、イギリスの超有名ロックバンド。馬名の由来は「女王」であるが、昨年に続く連覇でその存在感を示せるか。

 また、同じく函館9Rの遊楽部特別(3歳上1勝クラス・芝1800m)にはエイトスターズ(牝4、栗東・坂口智康厩舎)が武豊騎手の鞍上で出走予定。ロック界で「スターズ」といえばYOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIの4人で結成したユニット「THE LAST ROCKSTARS」が挙げられる。同馬の由来は「スポットライトを浴びる(デビュー)きっかけを作った8人の仲間達」。2勝目を手にして、4人同様にスポットライトを浴びたい。

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