6月9日はナタリー・ポートマン43歳の誕生日! 『メイ・ディセンバー』新場面写真公開

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2024年06月09日 10:11  クランクイン!

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クランクイン!

ナタリー・ポートマン 映画『メイ・ディセンバー ゆれる真実』場面写真  (C)2023. May December 2022 Investors LLC
 本日6月9日は、映画『レオン』で鮮烈な映画デビューを果たし、常に第一線で人々を魅了し続ける女優ナタリー・ポートマンの43歳の誕生日。それを記念し、7月12日に公開されるナタリー出演作『メイ・ディセンバー ゆれる真実』の新たな場面写真が、クランクイン!独占で公開された。

【写真】キャミソール姿で“元13歳の少年”を誘惑 『メイ・ディセンバー』場面写真

 『キャロル』のトッド・ヘインズがメガホンを取り、ナタリーとジュリアン・ムーアが豪華共演を果たした本作は、昨年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品、プレミア上映され話題をさらったサスペンスドラマ。

 全米にかつてない程の衝撃を与えた、90年代に実際に起きた13歳少年と36歳女性のスキャンダル(“メイ・ディセンバー事件”)の真相を、さまざまな角度から見つめる心理ドラマで、唯一無二のセンセーショナルな脚本が一躍脚光を浴び、海外の有力媒体で2023年ベスト映画として選出、第34回インディペンデント・スピリット賞ほか多数の賞レースで脚本賞を受賞、さらに本年度アカデミー賞で脚本賞にもノミネートされる快挙を果たした。

 そんな本作でナタリーが演じるのは、かつて全米を騒然とさせた“メイ・ディセンバー事件”を映画化することになり、役作りのために張本人であるグレイシー(ジュリアン)とジョー(チャールズ・メルトン)のもとにリサーチに訪れることになった女優エリザベス。事件から23年が経ち、平穏な暮らしを送る夫婦だったが、事件の真相に迫ろうと疑惑の目を向ける彼女の存在によって、本人たちもこれまで向き合おうとしてこなかった闇の部分が徐々に明るみになっていく。

 今回公開されたのは、そんなリサーチの範疇を超え、役を演じることに取り憑かれてしまったエリザベスの姿をとらえた場面写真。事件当時のグレイシーと同じ36歳になった“元13歳の少年”ジョーの本音を引き出そうと、したたかに誘惑をしてみせたり、グレイシーを憑依させ鏡の前でひとり魅惑の表情を浮かべたりするカットが切り取られている。

 主演を務めるナタリーは、実は本作にプロデューサーとしても参加。本年度アカデミー賞で脚本賞にもノミネートされたサミー・バーチのオリジナル脚本に衝撃を受けたスタッフ陣が、ナタリー本人と、彼女が共同設立した制作会社マウンテンAに接触を図ったことから本作は動き出した。

 脚本を読んだナタリーは、“女優を演じる”というポイントに強く惹(ひ)かれたようで、「これまで女優を演じたことはなかったですが、私自身が長い間女優でいるわけだから、それについて探求することにとても興奮しました」と明かしている。

 そして、すっかり脚本に魅了された彼女は、ヘインズにラブコール。同じくナタリーとの創作を待ち望んでいたというヘインズが、彼女の熱いオファーに答える形で企画が実現した。プロデューサー、そして生業とする“女優”役として、高い熱量と解像度の演技を見せたナタリー。衝撃のデビューから進化を続ける彼女の鬼気迫る演技に注目だ。

 映画『メイ・ディセンバー ゆれる真実』は、7月12日より全国公開。 
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