アメリカ限定のカップヌードル「パンケーキ」味、ギョッとするが… メーカーの明かす開発秘話が最高

1

2024年06月09日 16:20  Sirabee

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Sirabee

(©ニュースサイトしらべぇ)

価格が手ごろで、簡単に作れるカップヌードルは、大人から子供まで多くの人に愛されている。レギュラー、シーフードヌードル、カレーなど、様々な味があることも人気の理由の一つだ。

以前、ネット上では斬新すぎる味のカップヌードルが話題を呼んで…。

【関連記事】カップヌードル、スーパー合体 公式がやらない「奇跡の組み合わせ」が激ウマ…

 

■パンケーキ味のカップヌードルが…

4月下旬、Xでカップヌードルの「パンケーキ味」が話題になった。こちらの商品はアメリカ限定で、パッケージに「CUP NOODLES BREAKFAST」と綴られており、バターとシロップがかかったパンケーキのイラストが描かれている。

実食した人のポストを見ると、肉と卵が入っているものの、全体としては甘いパンケーキとメープルシロップの味わいが楽しめるようだ。

 

関連記事:『虎に翼』寅子が署名した意見書、よく見ると… さらりと記された“3文字”に「泣きました」

■「まったく想像がつかない」と話題

アメリカ発の未知なるカップヌードルは多くの人に衝撃を与えた。ネット上では、「情報量が多いがどんな味なんや」「まったく味の想像がつかない」「ヌードルとパンケーキを同一の炭水化物に見立てた男気商品」「あまじょっぱい食べ物好きだから全然あり」など、興味を示す人の声が多数見受けられる。

取材を進めたところ、話題の「CUP NOODLES Breakfast (カップヌードル パンケーキ味、以下パンケーキ味)」のほかにも「CUP NOODLES Everything Bagel with Cream Cheese (カップヌードル ベーグル味、以下ベーグル味)」もあると判明。この2つのカップヌードルに関して、日清食品ホールディングスに取材した。

関連記事:イオンの『歩きやすいサンダル』 1年履いた結果、やっぱりコスパ最高だった

■メーカーが明かす「開発秘話」が最高

日清食品ホールディングスの広報担当者によれば、2商品は日清食品グループのアメリカ現地法人(米国日清)が発売したものだという。広報担当者は、商品開発のきっかけについて、「カップヌードルは、ブランドの鮮度感を保つため、ユニークな商品を発売したり、エッジのきいたコミュニケーションを展開したりしています。今回の商品は、カップヌードルをご愛顧いただいているアメリカのお客さまに、これまでにない新たなフレーバーを体験していただきたいと考え、開発しました。カップヌードルは朝、昼、晩、いつ食べてもいい商品だということをアピールすべく、“いつでも食べられるアメリカの朝食”をコンセプトにしました」と説明する。

「パンケーキ味」と「ベーグル味」を組み合わせることで、”究極の朝食”が完成するというわけだ。「パンケーキ味」はパンケーキとメープルシロップ、ソーセージ、卵の風味を組み合わせた味わいの商品。2023年3月に期間限定で発売されたが、今年4月の「ベーグル味」の発売にあわせて再発売したという。

「ベーグル味」はゴマ、ケシの実、ニンニク、ドライオニオン、キャラウェイシードが入った濃厚なクリームチーズ風味のソースと麺を組み合わせたもの。どちらも日本でお馴染みの湯かけではなく、電子レンジで調理する「汁なし」タイプだそう。

 

関連記事:『虎に翼』寅子が署名した意見書、よく見ると… さらりと記された“3文字”に「泣きました」

■開発には苦労も…

これまでのカップヌードルにはない珍しい味とあって、開発には苦労した様子。広報担当者からは、「『パンケーキ味』は塩味と甘味のバランス調整に苦労しましたが、試行錯誤を繰り返して絶妙な味わいを実現しました。『ベーグル味』はベーグルとラーメンという全く異なる食べ物をかけ合わせるのが大変でしたが、開発担当者の努力により、ベーグルの風味やクリームチーズの味わいをラーメンで表現することに成功しました」という回答が寄せられている。

どちらも、アメリカのスーパー「ウォルマート」限定で販売している商品だが、現地での反応も良好だという。広報担当者は、「ウォルマートのラーメンカテゴリーで、発売1週目の販売数量が過去最高を記録しました。お客さまからは、『こんなに美味しいなんて本当に信じられない。味のバランスがとれていて、朝食やおやつに便利です』といった嬉しい声をいただいています」と話す。

アメリカを訪れた際は、ぜひ現地でしか味わえないカップヌードルを試してほしい。

 

関連記事:柴犬の正しい読み方、3割が勘違いしているが… プロの明かす「真の呼び名」にグッと来た

■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『95』(テレビ東京系)、『Believe─君にかける橋─』(テレビ朝日系)、『イップス』(フジテレビ系)、『アンチヒーロー』(TBS系)。

・合わせて読みたい→『虎に翼』寅子が署名した意見書、よく見ると… さらりと記された“3文字”に「泣きました」

(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)

    ランキングIT・インターネット

    前日のランキングへ

    ニュース設定