【RIZIN】“ボクシング界の英雄”パッキャオの参戦決定 『超RIZIN.3』で王者・鈴木千裕と対戦

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2024年06月09日 17:53  ORICON NEWS

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7・28『超RIZIN.3』で対戦が決定したマニー・パッキャオ(左)と鈴木千裕 (C)AbemaTV Inc.
■『Yogibo presents RIZIN.47』(9日・国立代々木競技場第一体育館)
 ボクシング世界6階級を制覇した“フィリピンの英雄”ことマニー・パッキャオ(45)が、第7試合終了後にリングに上がり、7月28日開催の『超RIZIN.3』に参戦してフェザー級王者の鈴木千裕と対戦することが発表された。ルール「RIZINスタンディングバウト特別ルール」で契約体重は68.0。詳細はあす10日の会見で発表される。

【動画】“ボクシング界の英雄”パッキャオ『超RIZIN.3』で王者・鈴木千裕と対戦

 パッキャオは2022年大みそかの『RIZIN.40』のリングに登場し「2023年にRIZINで日本人ファイターと戦う」と宣言していたが、23年末にRIZIN榊原信行CEOが「熱を作れる相手が僕らから提案できずに、結果的に1年が経ってしまった」と明かしていた。

 それからさらに半年以上が経過し、話題の流れが早いRIZINでパッキャオの名を聞くことはなくなっていたが、前日の『RIZIN.47』前夜祭イベントにサプライズで登場。「明日のアナウンスメント(発表)を楽しみにしてください」とあいさつしていた。

 この日は「アジアで最も偉大な拳闘士」と紹介されてリングに上ったパッキャオは「皆さん、こんばんは」と日本語であいさつすると、「今日は呼んでいただきありがとうございます。ついにこの舞台で戦うことが決まりました。7月28日の試合は来場してぜひ見ていただきたいです」と呼びかけた。

 そして、榊原CEOから呼び込まれて両肩にRIZINとKNOCK OUTのベルトをかけた鈴木が花道に姿を表すと、会場からは大きなどよめきが起きる。堂々とした表情でリングまで歩き、パッキャオの横に並ぶと「リスペクトを持って1ラウンドでKOします!」と強気に宣言した。

 対するパキャオは「ベストを尽くして、この選手にボクシングというものを教えてあげたい。ボクシングは思っているほど簡単ではないです」と余裕たっぷりに答えた。

 1995年にプロデビューしたパッキャオは、ボクシング史上2人目、史上最多タイ記録となるメジャー世界タイトル6階級制覇王者。2016年4月に引退試合を行ったが、4ヶ月後に復帰を発表。21年8月の試合を最後に2度目の引退を発表し、22年5月にフィリピンの大統領選に出馬したが落選した。同年11月に韓国で武道家YouTuberとエキシビションで対戦したのが最後の試合となっている。

 対する鈴木はパンクラスでMMAデビューし、立ち技のKNOCK OUTで頭角を現すとMMAとキックボクシングの二刀流で活躍。KNOCK OUTのベルトを獲得後は「二刀流王者になる」と宣言し、昨年11月のRIZINアゼルバイジャン大会で王者のヴガール・ケラモフにKO勝利してベルトを獲得した。今年4月の『RIZIN.46』では“最強の挑戦者”金原正徳に1ラウンドTKO勝利し、防衛に成功した。

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  • パッキャオ「ちょっくら日本でお小遣い稼ぎネ」🥊
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