【RIZIN】堀口恭司、リベンジ成功!2年半前に敗れたペティスに完勝「誰だ負けるって言ったヤツ!」

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2024年06月09日 18:58  ORICON NEWS

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堀口恭司 (C)RIZIN FF
■『Yogibo presents RIZIN.47』(9日・国立代々木競技場第一体育館)
第9試合 MMAルール 66キロ

【写真】試合前日!にらみ合う堀口恭司とセルジオ・ペティス

◯堀口恭司―Xセルジオ・ペティス

 メインで行われた2年半ぶりの再戦は、前回敗れた堀口が3ラウンドにわたって試合のペースをペティスに渡さず、リベンジに成功した。試合後にマイクを握ると「誰だ負けるって言ったヤツ!」と叫び、自身を負けを予想していたRIZIN榊原信行CEOに対しても「榊原さん!」と笑顔でツッコミ。それでも「リマッチを組んでくれてありがとうございます!」と感謝した。

 両者は2021年12月の『Bellator 272』のバンタム級タイトルマッチで対戦。5ラウンド制の試合は3ラウンドまで挑戦者の堀口がリードしていたが、4ラウンドに王者ペティスのスピニングバックブローを顔面に受けた堀口がダウンし、衝撃的な幕切れでペティスがKO勝利した。それから2年半、待望の再戦が日本で実現した。

 世界中の格闘技ファンが注目する一戦は、前回同様に序盤は堀口がタックルを仕掛けてペティスの得意の打撃を出させない展開に。1ラウンド途中で堀口がハイキックをかわされるも、すぐにタックルを成功させてグラウンドで上のポジションを奪う。そこから打撃を狙うもペティスも体を離さず決定打は許さないまま終了した。

 2ラウンドも開始直後から堀口がコーナー際でタックルに成功。リングでの試合に不慣れなペティスは立ち上がるのに苦労し、なんとかスタンドに戻しても再び堀口がタックルで寝かしつける。ともにダメージがないもののポイントでは堀口がリードしたまま2ラウンドのゴングが鳴った。

 そして迎えた運命の第3ラウンド。ポイントで不利とみたかペティスがスピンキックなど打撃で仕掛けるも、堀口も応戦。スクランブルからペティスがグラウンドで上を奪うが堀口もエスケープすると、会場から大歓声があがった。再びスタンドのヒリヒリとした展開が続き、堀口のオーバーフックにペティスがスピンキックを合わせる。ノンストップで2人とも動き続けたまま試合終了のゴングが鳴ると、堀口とペティスは手を取り合い握手を交わした。

 また、試合後には妻の川村那月をリングに呼び寄せ「結婚して初めての試合で、彼女もプレッシャーを感じていて、しかも前回負けてる相手で。さぽーとありがとうございます」と感謝すると、川村も「おめでとうございます!」と最高の笑顔で愛する夫の勝利を祝福した。

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