【写真】キャラ紹介を見てみると、歪な関係が――映画『先生の白い嘘』相関図
原作は累計部数100万部を突破の同名漫画。ひとりの女性が抱える「自らの性に対する矛盾した感情」や、男女間に存在する「性の格差」に向き合う姿を描くことで、人の根底にある醜さと美しさを映し出したヒューマンドラマ。歪み切った登場人物たちによる狂気的愛憎の四角関係と観る人の心の奥底をエグるストーリーが展開される。男女の性差にほんろうされ葛藤する主人公・原美鈴を奈緒が演じ、猪狩蒼弥(HiHi Jets)、三吉彩花、風間俊介らが共演。
この度、登場人物たちの歪んだ人間関係を映し出した相関図が解禁された。一見すると高校教師の美鈴を中心に、高校の生徒たちと、学生時代からの友人関係というシンプルな相関図に思えるが、各登場人物たちのキャラクター紹介を見てみると、歪な人間関係が見えてくる…。
美鈴(奈緒)は、6年前に親友である美奈子(三吉彩花)の彼氏・早藤(風間俊介)に無理やり肉体関係を迫られる。その後も親友の美奈子には何も言わずに、早藤との関係を続けてしまう。美奈子も美鈴のことを親友と言っているが、地味で控え目な美鈴をどこか下に見ている。長年付き合っている彼氏の早藤にプロポーズされたことに浮かれている。
早藤は、不動産会社の営業マンで自分の勤める会社の取締役の娘である美奈子と婚約。婚約者の美奈子に見せる顔とは別に暴力的な支配に悦びを感じるサディスティックな一面を持つ。6年前から美鈴を凌辱し続けている。
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新妻の中学からの同級生である三郷は、整った容姿から男子生徒からの人気も高い。女好きなクラスのムードメーカーである和田島に、わざと身体を触らせて、和田島にあるお願いごとをする。解禁された場面カットでは、三郷がはだけた胸元を抑える艶っぽい表情を見せる。和田島は、三郷から聞いた新妻のトラウマを悪気なくクラス中に暴露し、物語を大きく動かす。
更に、美鈴の通う心療内科クリニックの清田恵里(板谷由夏)、新妻の祖父で植木屋の池松和男(ベンガル)など、個性溢れる登場人物たちの場面カットも解禁となった。
映画『先生の白い嘘』は、7月5日より全国公開。