総額1000万円以上の“整形”公表の現役アイドル(42歳)が明かす「毎日ハッピーでいられる」秘訣

0

2024年06月12日 16:21  日刊SPA!

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊SPA!

写真
 テレビのバラエティ番組に出演するたびに「40代に見えない!」「若すぎる!」と大きな話題を呼ぶMiRichan。彼女は現在、42歳にして現役のアイドルなのだ。
 総額1000万円以上の整形を公表していることからもたびたびネットニュースを騒がせているが、『整形は正義!』(KKベストセラーズ)という本を出版したほど。その中では整形前後の写真や過酷なダウンタイムの様子も赤裸々に公開されている。

 今回は、そんな彼女に整形について聞いてみた。すると、日々の生活をポジティブに生きるコツまで見えてきたのだ!

◆幼少期から「かわいい」とお姫様扱いされてきたけど…

 じつは現役グラドルの筆者(吉沢さりぃ)も顔には多少の課金をしてきた。理由は当然、容姿にコンプレックスを持っていたからなのだが、MiRichanはあっけらかんと「え、コンプレックスなんて全然なかったですよ!」と言う。

「私は小さい頃から『かわいい』と言われて育ってきたので。まわりからは、本当にお姫様扱いでしたから(笑)」

 もともと「自分の顔が好きでした」と話す。じゃあ、一体なぜ整形を……?

「36歳のときに、まわりのアイドルがどんどん整形を始めたんですよ。みんなが可愛くなっていく姿を見て『ヤバい!このままじゃ私の“かわいい”が負けちゃう!』って、急に焦っちゃって。

 整形するのがそんなに珍しいことじゃなくなって、かわいい子が量産されていく。そうなってくると、自分の思うかわいいだけじゃ足りない気がしてきたんです」

◆「ぶっちゃけ直したい箇所はなかった(笑)」

 こうして初めて美容整形クリニックの門を叩いたMiRichan。そこで彼女が頼んだ施術とは?

「もちろん、かわいくはなりたいんだけど、自分の顔が好きだから、ぶっちゃけ直したい箇所はなかったんです(笑)。だからプロに『私はどこをいじればもっとかわいくなりますか?』と質問しました」

 顔にメスを入れるのに、そんなにふんわりしたオーダーで不安はなかったのか?と問うと「ぜんぜん!」と笑う。

「私はキャバ嬢系とか加工したような派手顔が好きなんで、そういう系統の子に人気で症例も自分好みだったクリニックを選んでいたので不安はありませんでした」

◆自己肯定感が低いと整形が失敗になりやすい

 容姿のコンプレックスを解消するためや、自己肯定感をあげたいために美容整形する女性は多い。もちろん、筆者もそのひとりである。だが、彼女に言わせれば「それが問題」なのだとか。

「自己肯定感が低すぎると整形が終わらないんです。いくらかわいくなっても『まだかわいくない』って。失敗したと思っちゃう。でも私みたいに、もともと自己肯定感が高ければ、整形は成功しやすいんです。

 たまにSNSで『めっちゃ整形顔』というコメントがくるのですが、整形する前から整形顔だったし、自分の派手顔が好きなんで、何か言われても気になりません(笑)」

◆「他人軸の価値観で生きるのはツラい」

 インタビューの最中に何度も「自己肯定感が高い」と口にするMiRichan。「他人軸の価値観で生きるのはツラいと思う」と話す。

「もうすぐ43歳、未婚で子供もいないということで『かわいそう』って見方をしてくる人は確かにいます。ただ、私は結婚も出産も興味がなかった。

 人生で何かを選択するときは、必ず“自分”がハッピーでいれる方を選んできました。だから、他人にどう評価されても私はブレないし、毎日ハッピーなんです。もしも私が他人軸の価値観で生きていたらしんどかったと思いますね」

◆ポジティブに生きるコツ

 若くいる秘訣としては「若い子たちに囲まれていること」もあるそうだが、だからといって、同世代(40代)とも良い関係を築けているという。

「地元の友達とかはみんな結婚して子供がいるけど、『MiRichanの話を聞いていると元気が出る!』と好意的に接してくれてます。私がいないと無刺激らしい(笑)。

 私の仕事や暮らしが聞いたことのない世界の話らしく興味津々みたい。逆に私もみんなの生活の話を聞くのが楽しいです。結婚してないことを責める人とか、私の仕事を否定する人は誰もいないですよ」

 MiRichanは「嫌なことは寝て忘れるスタイル」だといい、基本的に「ストレスはない」という。

「悩み事をつくらないというか、つくれないというか……。人生で『これがすごく大変だった!』とか『これがツラかった!』とかもないんですよね。努力もしているんだろうけど、自分にとって楽しいことを選択しているから、ツラいという感覚にはならないんですよ」

 とはいえ、急に意識をポジティブに変換して自己肯定感を上げるのは難しいものだ。何かコツはあるのだろうか……。

「たとえば、嫌なことがあっても『そういうこともあるよね』程度に思うようにする。いちいち『自分がダメだー』なんて思わないで『そうなっちゃう(失敗しちゃう)自分もいいよね』って考えるようにしています。これなら誰でも少しずつできるんじゃないかな!」

<取材・文/吉沢さりぃ>

【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。『bizSPA!フレッシュ』『BLOGOS』などでも執筆。X(旧Twitter):@sally_y0720
    ニュース設定