マーメイドSはステイゴールド系の十八番 今年もゴールドシップ産駒が“荒れる重賞”を演出するか

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2024年06月12日 17:30  netkeiba

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重賞初制覇を目指すマリネロ(撮影:下野雄規)
 マーメイドステークス(3歳上牝・GIII・芝2000m)はステイゴールド系に要注意! 今年は伏兵のマリネロ(牝5、嘉藤貴行厩舎)に激走ムードが漂っている。

 これまでマーメイドSにステイゴールド系は延べ27頭が出走。06年に9番人気のソリッドプラチナム、09年に9番人気のコスモプラチナ、19年に7番人気のサラス、22年に10番人気のウインマイティーが勝利している。また、2着が2回、3着が4回あって、通算成績は[4-2-4-17]の勝率15%、複勝率37%。回収率は単勝が260%、複勝でも151%ある。人気薄の好走が多く、回収率が示すように「黙って買い!」といえるレベルだ。

 今年はマリネロがエントリーしている。一昨年1着、昨年2着のウインマイティーと同じゴールドシップ産駒。今年になって1勝クラス、2勝クラスを連勝しているように、急激に力を付けている。前走の弥彦Sは9着だったが、昇級の壁というよりは、速い上がりを求められる新潟外回りが合わなかった印象。その点、今回の京都芝2000mはコーナー4つ、しかも徐々に芝が荒れてきたので、条件は大きく好転する。

 初の重賞とあって相手関係は楽ではないが、格上挑戦にしても50kgのハンデは恵まれた。何よりステイゴールド系のゴールドシップ産駒というのが頼もしい。重賞初制覇で高配提供のシーンは十分にあるはずだ。

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