「カスの枕草子だ」 空調スイッチに貼られたラベルに新視点⇒「いとワロタ」と9.7万いいね

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2024年06月12日 21:00  Jタウンネット

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「カスの枕草子だ」 空調スイッチに貼られたラベルに新視点⇒「いとワロタ」と9.7万いいね
「夏は、夜」
「冬は、つとめて」

これらの言葉を見るだけで、平安時代の歴史的文学を思い浮かべる方もいるだろう。

そう、清少納言の随筆「枕草子」だ。

夏は夜、冬は早朝に一番趣がある、という意味だが......。

「カスの枕草子」――そんな一言と共に投稿された1枚の写真が、X上で注目を集めている。

夏は冷房がいいなぁ 冬は暖房がいいなぁ(画像提供:阿諏訪 祀@AsuwaMatsuri)さん)
夏は冷房がいいなぁ 冬は暖房がいいなぁ(画像提供:阿諏訪 祀@AsuwaMatsuri)さん)
「夏は冷房」
「冬は暖房」

エアコンのスイッチに、そんなラべルが貼られているのだ。

まるで枕草子の一節のようなスタイルとリズム感......なのだが、あまりにも趣がない。

夏は冷房で涼み、冬は暖房で暖まる。そりゃ、そうである。清少納言だって、わざわざ誰かに伝えようとは思うまい。

話題になったのは、東京都在住のXユーザー・阿諏訪 祀(@AsuwaMatsuri)さんによる2024年6月8日の投稿。

11日、Jタウンネット記者が本人に話を聞くと、投稿日にとある公共施設で、「カスの枕草子」を見つけたと説明する。

「枕草子が自然の良さや悪さの情緒を描いているところを、エアコンというとりわけ人工的な物に頼りきったような物言いになっている(ように見える)部分に自堕落さのようなものを感じました」(阿諏訪さん)

阿諏訪さんが発見した野生の文学に、Xユーザーからは9万7000件を超えるいいね(12日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。

「いとワロタ」
「情緒がないwwwいとわろし」
「いとおかし」

また、「梅雨はドライ」「終業後はとめて」という新ラベルの提案も。管理者の方、いかがでしょう?

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