楽天打線が鮮やかな初球攻撃で巨人に連勝! 館山氏「野手としては結構勇気がいること」

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2024年06月13日 06:16  ベースボールキング

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楽天・今江監督 (C)Kyodo News
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 楽天が巨人に逃げ切り勝ち。このカード連勝となり、勝率を待望の5割に戻した。この日は初回から楽天打線が作ったビッグイニングが勝利の決め手となった。

 初回1死後、巨人先発の堀田賢慎から村林一輝がライト前で出塁すると、辰己涼介、鈴木大地、渡邊佳明のクリーンアップも続き2点を先制。さらにマイケル・ブランコにも3ランホームランが飛び出し、一挙5点の猛攻で一気に試合の流れを掴んだ。大量援護をもらった楽天先発の内星龍は、6回2失点(自責1)としっかりと役目を果たし、9回の守護神・則本昂大がバタついたもののリードを守りきり、5−4の1点差で勝負をモノにした。

 11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では初回打者一巡の攻撃を見せた楽天打線に注目。まずMCを努めた真中満氏が「昨日のサヨナラ勝ちの勢いそのままに、初回に5点という攻撃でした」と振り返ると、解説者として出演した野村弘樹氏も「昨日8回、9回と点を取って今日の初回、それも4連続ヒットで」と少々驚きのコメント。続けて「昨日は昨日、今日は今日だと思うんですけど、こうなると昨日の勢いがそのまま来てると。そうなっちゃいますよね」と昨夜の流れが続いていると認めざるを得ないとした。

 またもうひとりの解説者の館山昌平氏は、2番の鈴木大地から7番のブランコの6人中4人が初球打ちだったことに言及し「ピッチャーとしては、まずストライクを取ってカウントを整えたいところで叩かれると痛いですよね」と投手目線で解説。さらに「やっぱり初球で1つアウト取れればピッチャーのペースに持ち込めるので、野手としては結構勇気がいることだと思うんですけどね」今度は打者心理を分析しながら、楽天の打者の思い切りの良さを称えていた。

 昨夜のサヨナラ勝ちの余韻そのままに、一気に勝負を決めていった楽天。交流戦初優勝が、段々と現実味を帯びてきた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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  • 「短期決戦」の戦い方知ってる今江って感じだな。ロッテの吉井は知らんようだし。
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