【漫画】赤子と新幹線帰省→指定席とったが「ほぼずっと連結部」あるある でも「必ず助けてくれる人がいる」

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2024年06月13日 17:00  まいどなニュース

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抱っこ紐で立ちっぱなしの帰省です(提供:松本ひで吉さん)

 漫画『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』の作者「hidekiccan/松本ひで吉(@hidekiccan)」さんは、2023年春に男の子「ぱるたん」を出産しました。インスタグラムに、育児中の気づきや、ぱるたんの日々の成長を描いた絵日記を投稿していて、多くの人が共感しています。

【漫画】赤子と新幹線帰省の「あるある」(4ページ)

 今回ご紹介するのは、松本さんが単独でぱるたんを連れて新幹線帰省したときの漫画です。その日は、ぱるたんが生まれて322日目。つかまり立ちやハイハイをするようになり、自分の気持ちも表すようになってきていたこの頃は、静かにじっとしていることが難しい。新幹線の床におろすわけにもいかないので、乗車中は抱っこ紐でずっと連結部にいました。

 もちろん抱っこしているから平和なわけでもなく、足をバタバタするぱるたんに顔を引っ掻かれたり引っ張られたりしながら耐える松本さん。ぱるたんが蝉の脱皮のように反りながら抱っこ紐から逃れようとするのを、なんとかおさえて目的地に到着します。お迎えに来た松本さんのお母さんに会った頃には、疲れきって魂が抜けていました。そして8ヶ月前に帰省したときは、まだ何も分からずお母さんの膝に座っているだけだったぱるたんを思い出し、あの頃は楽で平和だったなと思うのでした。

 帰省したら、また新幹線に乗って戻らなければなりません。10日後の戻りの新幹線で、なぜかぱるたんはギャン泣きで反りまくります。連結部で1時間が過ぎた頃には、松本さんは魂を持っていかれて立ち尽くしていました。その様子をみかねたパーサーさんが乗務員室を使わせてくれます。感謝!

 一息つくと、今度は珍しくギャン泣きを続けるぱるたんが心配になってきます。そこで大好きなぴよちゃんの絵本を見せてみると、泣き止んで笑顔を見せました。「とりあえず病気とかではなさそうだよかった」と思いますが、すぐに泣き始めたぱるたんに「よくはねぇけど!」と思い直します。

 それでも、「赤子連れは本当に大変だけど、必ず助けてくれる人がいるのでなんとかなる。知らなかった世界だなぁ」と感謝するのでした。

共感コメントがたくさん!

 この漫画にたくさんの共感コメントが寄せられました。

「男女子供いますが、男の子はほんとに反りすごかったです。落とす落とす!!っていつもヒヤヒヤして、ちょっとは静かに抱かせろっ!って思ってました。10数年経つと電車内でもスマホばっかで相手にもしてくれないので、そんな頃に1日でもいいから戻りたいなぁと羨ましいです。とはいえ今は大変ですよね。お疲れ様ですっ!!」
「独身ですけど、出先でそういう状態のお子さん見たら親御さんに『本当、お疲れ様です』と思います。『骨あるよね?』ってくらい反りますよね」
「『ほぼずっと連結部』ももちろんですが、頬っぺた引っ張ったり、掴まれたり、すごく良くわかります」
「自我が芽生えて、おりたい!歩きたい!自由にしたい!という気持ちが育ってくると、本当におでかけのハードルあがりますよね。特に長時間の移動は本当に冬でも汗だくになります(笑)。めちゃくちゃ共感です」

 また、子連れ移動は大変ではあるけれど、優しい人がたくさんいることに感謝するコメントも。

「わかります。産んでからわかったけど子育て世代に冷たいのはほんの一部だけ。コンビニの入り口をサッと開けてくれたり荷物持ってくれたり…自分の子育てが終わったら助ける側に回りたいです」
「わたしも子どもを産んでから周りの方々に助けてもらう機会が沢山あり、知らなかった世界だなと思う日々です…。優しくしてくださる方が沢山いる事に感謝ですね」

新幹線の指定席をとったが、座ることはなかった

 松本さんにお話を聞きました。

──長時間乗車する新幹線に乗るときは緊張しますよね。結局指定席には座ることはなかったのでしょうか。

 自分の席にちょっと座ることもあったのですが、ぱるたんが機嫌がよくても隣の席のお姉さんのきれいな髪を触りたくなったりしてしまうので、無理でした。一人席があればいいんですが、車いす専用になってしまうので結局連結部が私の席、みたいになってしまいました。

──そうなんですね。長時間ですし…大変でしたね。でも、優しい人も多くて救われますよね。

 ベビーカーを開くのに手間取っていたら、サラリーマン風のおじさんが通りすぎる瞬間に手伝ってくれたのがかっこよかったです。

 赤ちゃんに声をかけたり、「かわいいね」って言ってくれるだけでとても気持ちが楽になるので、その人の人生が良きものになりますよう…と、心の中で手を合わせるほどに感謝してしまいます。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)

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