伊藤沙莉、NHK朝ドラ「虎に翼」17・1% 香淑が汐見香子となった経緯が明かされる

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2024年06月14日 10:08  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

朝ドラ「虎に翼」主演の伊藤沙莉(2024年3月撮影)

伊藤沙莉がヒロインのNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月〜金曜)13日に放送された第54回の平均世帯視聴率が17・1%(関東地区)だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・6%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第45回の18・0%。


日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。


朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。


石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。


あらすじは、酔って寝てしまった汐見(平埜生成)を多岐川(滝藤賢一)と自宅に送り届けた寅子(伊藤沙莉)。出迎えた汐見の妻・香子は寅子のよく知る人物、香淑(ハ・ヨンス)だった。


多岐川から追い出される形で帰宅した寅子は納得がいかないが、はる(石田ゆり子)からは「生きていればいろいろある」と諭される。翌日、汐見から事情を説明される。汐見は香淑と朝鮮で仕事を通じて知り合ったが、お互いの家族から交際を反対される。2人とも勘当され、香淑は国を出て汐見についてきた。日本で居場所を失った2人を、多岐川は居候させていたのだ。香淑は汐見香子として、汐見の妻として日本人として生きていくことを決意していた。


寅子は何か自分にできることはないかと問うが、できることはないと多岐川に断言されてしまう。


また、亡くなった花岡(岩田剛典)の妻・奈津子(古畑奈和)と寅子が会い、奈津子は花岡に寅子がチョコレートを分けてあげたことなどを感謝する。

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