平良響がスーパーフォーミュラデビューへ。ITOCHU ENEX TEAM IMPULが第3戦への起用を発表

　6月14日、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するITOCHU ENEX TEAM IMPULは、6月22〜23日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催される第3戦において、平良響を起用すると発表した。第4戦以降は未定となっている。

　2024年のスーパーフォーミュラにおいて、国本雄資とテオ・プルシェールを起用していたITOCHU ENEX TEAM IMPUL。しかし、プルシェールはインディカーに参戦するためチームを離脱し、第2戦オートポリスではベン・バーニコートが19号車をドライブしていた。

　バーニコートの起用発表時、ITOCHU ENEX TEAM IMPULは第3戦以降のドライバーは未定としていたが、次戦となる第3戦SUGOに向けて、平良の起用が明らかにされた。

　沖縄県で2000年に生まれた平良は、2019年にフォーミュラ・トヨタ・レーシングスクールのスカラシップを獲得してFIA-F4選手権に参戦すると、2020年にチャンピオンを獲得。翌年からはスーパーフォーミュラ・ライツやスーパーGT GT300クラス、スーパー耐久シリーズなどに参戦し、優勝を飾っている若手ドライバーだ。

　スーパーフォーミュラでは、シーズンオフのルーキードライバーテストへの参加経験を持つ平良だが、実戦デビューは第3戦SUGOが初めてとなる。

　ITOCHU ENEX TEAM IMPULは「平良選手とともにチーム一丸となり、全開魂をもって戦います。応援よろしくお願いいたします」と綴っている。なお、第4戦以降のドライバーは未定とのことで「決定次第、皆さまにご報告させていただきます」としている。