九州が好きな人・行きたい人を、受け入れたい人が“指名” 「九州移住ドラフト会議2024-2025シーズン」開催決定

0

2024年06月16日 11:10  OVO [オーヴォ]

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

OVO [オーヴォ]

九州が好きな人・行きたい人を、受け入れたい人が“指名” 「九州移住ドラフト会議2024-2025シーズン」開催決定

 「九州地域間連携推進機構」 (鹿児島県鹿児島市)は、第9回目となる「九州移住ドラフト会議」を今年も開催する。




 九州移住ドラフト会議における「球団」は、関わる人を増やしたい地域や、移住者を受け入れたい地域。そして「選手」は九州に興味がある人・九州が好きな人・移住希望者。プロ野球のドラフト会議さながらに、球団が選手を指名するマッチングイベントだ。「指名=移住決定」ではなく、人が地域を訪れたり、共に課題を解決したりという関係が始まるきっかけとして位置付けている。




 2016年に鹿児島で開催した「鹿児島移住ドラフト会議」から始まり、その後、宮崎、熊本を含む「南九州移住ドラフト会議」、そして2020年からは九州全域を対象とする現在の形になった。これまでに九州の約70地域、約300人の選手が参加し、40組の移住が実現している。今シーズンの球団募集を7月1日(月)〜31日(水)、選手募集を7月1日(月)〜8月31日(土)の期間に受け付ける。




 九州移住ドラフト会議2024-2025シーズンスケジュール概要は、まず、8月10日(土)午後に参加球団向けのオンライン「始球式」を実施。レクリエーションを通して交流を行い、選手獲得のための準備をスタートする。




 10月5日(土)〜6日(日)に九州内で行う「移住力強化合宿」(1泊2日)では、球団・選手がPRタイムや運動を通じて、指名会議に向けて濃密な交流を行う。




 「指名会議」は、11月10日(日)10時〜14時30分に鹿児島市の「城山ホテル」で開催する。これまでの交流を経て、球団が選手を指名する同イベントの目玉コンテンツ。各球団1位から3位まで3人の選手を指名でき、参加選手は必ずいずれかの球団の指名を受ける。指名が重複した場合はプロ野球のドラフト会議と同じく、くじ引きを行う。




 11月11日(月)〜2025年2月21日(金)「ペナントレース」期間は、選手と指名球団が関係性をさらに深めていく期間。オンラインで定期的に交流したり、イベントを企画したり、実際に球団が活動する地域に訪問したりして、球団と共に活動する。2月22日(土)・23日(日)の長崎市での「クライマックスシリーズ」では、指名会議後に選手とどんな交流や取り組みをしたのか、これからどんな関係を築いていくのか、選手と球団が一緒に発表する。交流内容、今後の活動の具体性などを審査し、全12チームから優勝を決定する。




 募集要項や、詳細な開催地・開催時間は九州移住ドラフト会議Webページで7月1日に公開予定。




 同イベントを通じた過去の球団・選手の連携として、長崎県長崎市球団と指名選手による長崎市のグルメ情報誌の発行や、東京の大学4年時に同イベントに参加したことがきっかけで、1位指名を受けた鹿児島県枕崎市の地域商社に就職、古民家をリノベーションしたゲストハウスの運営を担当しながら枕崎球団の監督として九州移住ドラフト会議に参加している選手の事例などがある。指名を受けた地域へ移住する人、二拠点生活を始める人、地域PRや地域課題解決のための協働・イベント企画を一緒に行う人など、多種多様な形で球団と選手が交流を続けている。





もっと大きな画像が見たい・画像が表示されない場合はこちら

    ランキングトレンド

    前日のランキングへ

    ニュース設定