洗濯をするヒマもないし、そこら辺をちょっと掃除なんてこともできない……。もちろん夫の夕食の準備なんてできるわけがない……。誰も頼ることができない双子育児がはじまり、自分のことは後回し。睡眠も充分とは言えず、私は毎日ぐったりでした。
あまりに大変そうな私を見かね、夫はデリバリーを頼むことを提案してくれました。出産前よく通っていたお店の、大好きなメニューが食べられる……。育児のご褒美だと思えば頑張れそう! 私の心に希望がわいたような気がしました。
せっかくデリバリーを注文しても玄関のインターホンが「ピンポーン」と鳴るので、寝かせた双子がギャン泣きです。それならば、とデリバリーアプリの備考欄に「玄関のインターホンは押さないで、家の前に置いておいてください」と入力したのですが……。なぜか2回に1回はインターホンが鳴らされてしまうのです。配達してくれる人は毎回違うので、鳴らさないよう直接伝えるということもできず……。
毎日デリバリーを頼むということは、インターホンが鳴る回数も増えるということ。やっと双子を寝かせて自分の時間が少しでもとれるというときに「ピンポーン」と鳴らされるので、私は頭を抱えてしまったのでした。
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原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・金のヒヨコ 編集・井伊テレ子