速水健朗、新刊『これはニュースではない』刊行へ テイラー・スウィフトから町中華まで、膨大な知識で横断

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2024年07月08日 20:10  リアルサウンド

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速水健朗、新刊『これはニュースではない』

 ライター、編集者として書籍の出版からポッドキャスト、ラジオパーソナリティなどさまざまに活動をする速水健朗が、2024年8月2日に新刊『これはニュースではない』(株式会社blueprint)を刊行する。


 本書は時事ネタ、本、映画、音楽についてのテーマを、日本や海外問わず速水氏の膨大な知識から様々なカルチャーを横断的に紹介する人気ポッドキャスト『速水健朗のこれはニュースではない』の内容を中心に、webサイト「リアルサウンドブック」での連載企画を含めて大幅に加筆修正し、新規原稿を加えて編集された一冊だ。


  テイラー・スウィフトや大谷翔平、イーロン・マスク、オッペンハイマーやドラえもんにアレサ・フランクリンとサブカルマウンティングおじさん、町中華ブームとオーバーツーリズムや週刊文春など、43篇を掲載。時代を超えてさまざまなサブカルチャーやポップカルチャーなど、横断的に様々な文化への誘いや気づきが得られる内容だ。


■プロフィール
速水健朗
ライター、 編集者。 主な分野は、 文化全般、 本や都市、メディア史など。 近著『1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀』。主著 『 1 9 9 5 年 』『 フード左翼とフード右翼 』『 東京β 』 ほ か 。 ポッドキャスト「これはニュースではない」配信中。


■コンテンツ
01 プライベートジェットとウーバーイーツの話
02 リュック・ベッソンからの祝辞
03 ヤンキーとリアリティー番組
04 大黒ジャンクションと80年代の婚姻率に影響を与えたであろうポップミュージック
05 外交とポップミュージックとシューゲイザー
06 誰もがたどり着けない曲「ロストウェイブ」
07 ダッドスニーカーブームをダーウィンの自然選択説と重ねて考察する
08 超大物同士の原作改変事件、インプットとアウトプットのずれ
09 クリストファー・ノーラン監督の映画『オッペンハイマー』について
10 宗田治『ぼくらの七日間戦争』と1980年代の管理教育について
11 少年少女が巻き込まれる戦争、『ドラえもん小宇宙戦争』
12 広報戦と侵略シン・ウルトラマン
13 ボビ男の有害性とホイットニー・ヒューストン
14 朝倉未来とリアリティー番組の時代
15 ドラえもん
16 マイケル・ジャクソンはMV時代をどれだけ予見していたか
17 飛行機が墜落するような映画
18 あの日のビリー・ジョエルカラオケおじさん
19 「愛のテーマ」について
20 『ワイルド・スピード』はマルチチュードである
21 迷惑系YouTuberと血盟団事件
22 インディ・ジョーンズは「良いこと」もしたのか?
23 電話の変化を目の当たりにした世代。「もしもし、アッコちゃん?」東村アキコ
24 映画「バービー」のラストの解釈について
25 町中華ブームとオーバーツーリズム
26リバタリアンとトラック野郎
27 架空ラジオ番組をコンセプトにした楽曲
28 空調テクノロジーとクール
29 クルマの車幅の都市論
30 とある女優にインタビューしたときの話
31 機械音痴2.0
32 泉麻人と大瀧詠一の話
33 ほどほど程度の悪口として語る『ゴジラ-1.0』
34 イーロン・マスクに哲学はあるのか?
35 マライア・キャリーのすべらない話
36 新しい階級の台頭に名前を付ける
37 火あぶりにされたサンタクロース
38 ホストクラブはなぜ「初回無料」を謳うのか? 2009年のベストセラー『フリー <無料>』から考える
39 中森明菜の降臨と救済、そして不安
40 週刊文春から電話がかかってきた日のこと
41 40代の男性の見た目の方向性がぶれる理由
42 パクリと鎮魂と「作者の死」
43 総合格闘技ファンは週刊誌を恨んでいるツ


■書籍情報
『これはニュースではない』
著者:速水健朗
発売日:2024年8月2日 ※発売日は地域によって異なる場合がございます。
価格:本体2,500円(税込価格2,750円)
出版社:株式会社blueprint
判型/頁数:A5変/184頁
ISBN 978-4-909852-54-0 C0095


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