充電中のモバイルバッテリーが発火したという体験談が、X(旧Twitter)で約1万2000件のいいねを集めるほど話題に。火が消えた後の真っ黒に焼け焦げたモバイルバッテリーにゾッとします。
●リチウムイオン電池の発火に注意を
投稿者は、大阪のハウスクリーニング専門業者「コジワンサービス」の代表・田中進さん。2年ほど愛用していたいというモバイルバッテリーの発火事案の体験談を投稿しました。
使用していたモバイルバッテリーは、名刺入れほどの薄型で小さいサイズ。製品はアマゾンで購入したもので、製造元については「聞いたことないブランドのやつ」だったそうです。
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いつものように充電していると異変が起き、気がついた奥さんの悲鳴を聞いて駆けつけると、すでに「シュ――ッとけたたましい音を立てて煙を吹いている」という状況だったそうです。
消火しようと慌てて水を汲んできたそうですが、「手持ち花火の最後のように炎が」と当時の様子を語り、投稿に添えた動画には真っ黒に焼け焦げたモバイルバッテリーの残骸が映されています。
Xではモバイルバッテリーを利用する人から「勉強なる」「私もずっと使ってるわ」などの反応のほか、「暑くなるこの季節はいっそうご注意です」といった注意喚起も見られました。
ちなみに、モバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池から発火した場合の対処法について、消防庁が「リチウムイオン電池からの火災に対する注意喚起について」という発表を行っています。
同発表では「購入した時に付属されている充電器やメーカー指定の物を使用しましょう」「充電電圧を確認せずに使用するのはやめましょう」といった注意に加え、発火時には「近寄らず、火花が収まってから消火器や大量の水で消火する」と書かれています。
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