フィオレンティーナは19日、クロアチア代表DFマリン・ポングラチッチがレッチェより完全移籍で加入したことをクラブ公式サイトで発表した。
イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』によると、レンヌもポングラチッチの獲得に動いていたものの、フィオレンティーナが移籍金1500万ユーロ(約25億7000万円)+ボーナス100万ユーロ(約1億7100万円)で争奪戦を制した模様。ノッティンガム・フォレストに移籍したセルビア代表DFニコラ・ミレンコヴィッチの後釜として期待されるポングラチッチは、フィオレンティーナと2029年夏までの5年契約を結んだようだ。
ポングラチッチはクロアチア紛争時にドイツへ避難した両親の下、1997年9月11日にバイエルン州のランツフートで誕生。バイエルンやインゴルシュタットの下部組織を経て、1860ミュンヘンに加入し、2017年4月にブンデスリーガ2部でプロデビューを飾った。
2017年夏に加入したザルツブルクでブレイクし、2020年1月にヴォルフスブルクへ完全移籍。2021−22シーズンはドルトムントへの期限付き移籍も経験し、ブンデスリーガでは通算38試合、チャンピオンズリーグでは通算6試合の出場経験を持つ。2022年夏からレッチェにレンタルで加わり、完全移籍に移行した昨季はセリエAの36試合に出場した。
また、2020年11月にデビューを飾ったクロアチア代表では、これまで10試合に出場。EURO2024ではグループステージのスペイン代表戦とイタリア代表戦にフル出場していた。
【公式画像】ヴィオラがポングラチッチの加入を発表
Marin è Viola. ⚜️#Pongracic #Fiorentina pic.twitter.com/Fdeubmdptb— ACF Fiorentina (@acffiorentina) July 19, 2024