ツラい思いをしているはずなのに、明るくて礼儀正しいマリンちゃん。笑顔で「お弁当おいしかったです」だなんて言われると、心から嬉しくなります。小学生の娘セナもマリンちゃんが大好きで、毎日楽しそうに女子トークをしています。けれど……。
正直、そこをつかれるとイタいです。私自身デキ婚したのは20歳のときで、世間的には早い方だったと思います。それでも妊娠当時は私も夫も働いていたし、経済的に自立していました。まだ16歳で高校生のコウキとマリンちゃんとは状況が違います。
妹の指摘ももっともだと思います。たしかに私は「放っておけない」という感情だけで突っ走っていたところがありました。かわいそうなマリンちゃんが笑顔になれるなら何でもしてあげたいのです。しかしコウキとひとつ屋根の下に暮らすことがどういう結果を生むか……。ケジメはつけなくてはいけないのかもしれません。
妹からの「ちゃんとしかるべき場所に相談して」という言葉は、現実的な問題から逃げてはいけないという忠告でした。妹の言うとおり、第三者を介することが大事なのでしょう。しかも今回のように、相手がよくわからない人の場合は特に。
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【後編】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・マメ美 編集・井伊テレ子