「1964年、僕たちは台風の中心にいた」　ポール・マッカートニー写真集

　世代を超えて聴き継がれているビートルズ。ポール・マッカートニーが撮影した写真を集め、ビートルズの目から世界がどう見えていたのかが分かる『ポール・マッカートニー写真集〜1964年、僕たちは台風の中心にいた〜』(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス、税込み1万4300円)が、7月29日(月)に発売される。東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)では、7月19日から「ポール・マッカートニー写真展 1963-64〜Eyes of the Storm〜」もスタートしている。

　1964年はビートルズがアメリカと世界を制覇した年。その当時、ビートルズはまさに「台風の目」。2020年に発見された1000枚に及ぶ写真の中から厳選した275枚の写真と、ポール本人による解説が掲載された一冊だ。ビートルズが地球上でもっとも有名な人物となった1963年末から1964年にかけての彼らの表情、そしてリバプール、ロンドン、パリ、ニューヨーク、ワシントンDC、マイアミという6つの都市の混沌(こんとん)を切り取っている。ビートルズという"現象"を内側から見た唯一の本だ。

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