幕張ベイパークで、資源循環の収益を街づくりに還元するモデルの運用開始

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2024年08月06日 09:11  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
三井不動産レジデンシャルとECOMMITは8月1日から、すまいとくらしから循環型社会の実現を目指すプロジェクト「くらしのサス活 Circular Action」の一環として、資源循環サービス「PASSTO(パスト)」を、幕張ベイパークのマンション(3棟2,072戸)で開始した。


「くらしのサス活 Circular Action」は、2023年1月から実証実験を開始した。同年5月から豊洲エリアのマンション5棟4,000戸を対象に「PASSTO」サービスを本格運用し、衣類・雑貨による不要品を回収のうえでリユース・リサイクルによる再資源化を行っている。



実証実験開始から2024年6月現在までの期間で回収量は衣類だけで約13tにのぼり、リユース・リサイクル率は約99%、廃棄はわずか1%程度。単純焼却と比較して約78%(約8.8t. ※衣類のみが対象)のCO2排出量削減を実現している。

今回、幕張ベイパークで開始した試みも、「くらしのサス活 Circular Action」の一環。「幕張ベイパーク」のエリアマネジメント団体であるB-Pamと「PASSTO(パスト)」を連携させ、ごみ減量と資源循環による収入金を、居住者の要望に応じた施設やサービスなどの街づくりに還元する日本初のものとなる。


PASSTOは、持ち込まれた不要品を受け取り、ECOMMITが衣類など不要品の回収・選別・再流通を一気通貫で行うオリジナルブランドの資源循環サービス。不用品を回収するPASSTOは、幕張ベイパークのクロスポートや、マンション敷地内に設置する。(フォルサ)
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