【動画】“愉快なトークショー版エクソシスト”『悪魔と夜ふかし』予告
本作は、ハロウィンの夜、テレビ番組の生放送中に起きた史上最恐の放送事故を描くホラー。全米で3月22日に公開されると、今年作家デビュー50周年を迎えたホラー界の巨匠スティーヴン・キングが「実に見事! 目が離せなかった!!」と絶賛したほか、「愉快なトークショー版エクソシスト」(DIGITAL TRENDS)などメディアからも好評価が寄せられ大きな話題となり、スマッシュヒットを記録。日本でも公開を待ち侘びるホラー映画ファンがSNSで期待を寄せる中、満を持して日本公開が決定した。
監督は、オーストラリアの鬼才コリン&キャメロン・ケアンズ兄弟監督。『エクソシスト』や『キング・オブ・コメディ』など1970〜80年代の名作へのオマージュを盛り込みつつ、クール&レトロなビジュアルとリアルな映像演出で新たな恐怖を創出した。『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のデヴィッド・ダストマルチャンが、愛嬌と狂気が同居する複雑なキャラクターの主人公を怪演し、圧倒的存在感を示している。
1977年10月31日。視聴率調査週間にあたるこの日、放送局UBCの深夜のトークバラエティ番組「ナイト・オウルズ」では、司会者ジャック(デヴィッド・ダストマルチャン)が、生放送のオカルト・ライブショーで人気低迷を挽回しようとしていた。霊聴、ポルターガイスト、悪魔祓い…怪しげな超常現象が次々とスタジオで披露される中、目玉企画としてルポルタージュ「悪魔との対話」著者のジューン博士と、本のモデルとなった“悪魔が憑く”という少女リリーが登場。視聴率獲得に必死のジャックは、“悪魔”を生出演させようと目論むが…。
予告編は、生放送のオープニング、霊能力者と観客とのやり取り、それをニセモノだと声高に指摘する元魔術師など、オカルト・ライブらしい物々しくもエンタメ感あふれるシーンから始まる。続いて、メインゲストとして「悪魔との対話」の著者ジューン博士とモデルの少女リリーが登場。ジューン博士の手助けのもと、テレビ史上初の“悪魔の生出演”を実現させるという。
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なお予告編のナレーションを務めているのは、ホラー映画好きを公言している、アニメ『チェンソーマン』『怪獣8号』などのファイルーズあい。不気味な声色で、怪しさを助長させている。
ポスタービジュアルは、番組の司会をつとめるジャックが、不気味な様子の観客の前に立ち、無表情で前を見つめる姿を大きく配置したもの。不穏、恐怖、不敵、興奮、様々な感情が混ざり合う怪しげなライトの中、予想もつかないオカルト・ライブショーに誘う様子を表現した。
場面写真は、司会としてショーを盛り上げるべくトーク中のジャックと、そのトークを聞いているジューン博士、ジャックを見ようとせず強い眼差しでカメラを見つめるリリーを捉えた、不穏な生放送の様子がうかがえる1枚となっている。
映画『悪魔と夜ふかし』は、10月4日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国順次公開。