その日はちょうどパートが休み。ショウタに事情を説明してから幼稚園に休みの連絡を入れると、私は慌ててヒナを病院に連れていきました。
私は熱で顔が真っ赤になっているヒナを連れて家に帰りました。ショウタにLINEで状況を説明したあと、すぐに幼稚園に電話で連絡をします。
幼稚園の先生もパート先の人も、私たち親子のことを気遣ってくれる言葉ばかりでなんだかホッとします。まわりの人の優しさに感謝しながら、ひとまず私はヒナの看病に専念することにしました。
「ふーん」というショウタの反応に、私はなんだか引っかかるものを感じましたが、何も言いませんでした。
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幼稚園で流行っていたインフルエンザに、どうやらヒナもかかってしまったようです。
ヒナが幼稚園を休むのですから、必然的に親である私もパートを休まなければなりません。どうしたものかと思っていましたが、パート先の人たちの温かい言葉に思わずホッとしました。
一方でショウタに報告したところ、ショウタは「ふーん」とひと言。そして「仕事を休めて羨ましい」「オレも休みたい」とまで言われてしまいました。私は呆然として、返す言葉も見つかりません……。
【中編】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・おんたま 編集・みやび
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