【写真】明日の『虎に翼』場面カット 家族に話をする航一(岡田将生)
結婚したらどちらかの名字が必ず変わることに改めて気付いた寅子は、自分が星姓を名乗るべきか佐田姓を名乗るべきかで思い悩む。また、寅子は轟と彼の恋人・遠藤(和田正人)の前で“結婚する意味が見出せない”と発言したことを反省。改めて「山田轟法律事務所」を訪れると、轟に軽はずみな発言をしたことを謝罪する。
寅子は、結婚に伴ってどちらかが名字を変えなくてはいけない意味について考えていなかったことや、男女の恋人のことしか考えていなかったと語ると、轟は優しく微笑みながら「人間なんてそんなもんだ! “いま振り返ってみれば”の連続。過ぎてからわかることばかりだ」と応じる。
そして轟は「いま振り返ってみれば、俺は子どもの頃から、やたらと“男らしさ”にこだわっていた。男の型にはまってる実感をいつも欲していた」と話し、今は亡き親友・花岡(岩田剛典)との思い出や彼への恋心を打ち明ける。
続けて轟は「いま振り返ってみれば、自分の気持ちを知った後も、どうせ俺のことは世の中には分かってもらえまいと、あきらめていた」と振り返りながら、遠藤との出会いで救われたことを告白。その一方で同性の遠藤との関係は、法的に保証されていない厳しい現実についても指摘。その上で「じいさんになって人生を振り返った時、俺は心から幸せだったと言いたいんだ」と真剣に訴える。
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