世は夏休みシーズン真っ盛り。店頭に「夏休み」の張り紙が貼られた光景を目にする機会も多い。
なお以前X上では、店頭で目撃された「あまりにも微笑ましすぎる休業理由」に、称賛の声が寄せられていたのをご存知だろうか。
■インド料理店で見かけた張り紙に…
今回注目したいのは、「チューと鳴く京都のネズミ」ことキニー・コーヴェルさんが投稿した1件のポスト。
「インド料理屋さんのこういう張り紙が好き」という意味深な1文の綴られた投稿には、シャッターに貼られた張り紙の写真が確認できる。
そこには「妻にたんじょうびプレゼント何がほしいですか、聞たら休みがほしいです。と言うことで8月5/6/7日店お休みさせていただきます」と、記されていたのだった。
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■「優しい世界」と話題に
独特のユルさを感じる微笑ましい内容の張り紙は瞬く間に話題となり、件のポストは投稿からわずか数日で2万件近くものリポストを記録。
Xユーザーからは「なんかホッコリした」「働くって、これくらいで良いよね」「素敵な休暇を過ごしてほしいです！」「もうちょっと休んでも良いくらい」「優しい世界」など、称賛の声が多数寄せられていた。
そしてポスト投稿主・キニーさんに詳しい話を聞いたところ、衝撃の後日談が明らかになったのだ…。
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■これもうXの奇跡だろ…
インド料理屋さんのこういう張り紙が好き pic.twitter.com/vTBaC52yAN
— キニー・コーヴェル (@kinee_tapioka) August 6, 2024
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ある日、知人から「美味しいインド料理屋さんがあるから行こうよ」と誘われ、店へ向かったところ、こちらの張り紙を発見したキニーさん。見た瞬間に「ワァ…！ 味のある張り紙だ…！！ 優しい…！！」と感動して写真を撮り、Xに投稿したという。
そして、物語が動くのはここから。なんとXのポストを見て、店主の息子から「僕ここのお店の息子です！」とのメッセージが、DMより届いたのだ。
テンションの上がったキニーさんは後日、店舗へ食事をすることに。「その日は朝から何も食べず、晩ご飯に全力を込めるべく訪れました」とのコメントも寄せられており、完全にノリノリである。
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■料理以外にも素晴らしい要素が
ビリヤニ美味しい！！！！！！！カレー美味しい！！！！！！！になってる、この後タンドリーチキンも食べたけれど瞬間で無くなって写真を撮り忘れました pic.twitter.com/3kHebEbfP5
— キニー・コーヴェル (@kinee_tapioka) August 10, 2024
キニーさんは続くポストにて同店イチオシメニューの写真をアップし、こちらにも多数の反響が寄せられている。
味はもちろんのこと、人柄の良い店主のコミュニケーションも大好評で、多くの客から愛されていることが伝わってきたそう。京都市を訪れた際はぜひ、美味しくて「妻想い」な料理店・チャクラの味を堪能したい。
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ：1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X（旧・ツイッター）を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉（浦和）や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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（取材・文／Sirabee 編集部・秋山 はじめ）
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