たしかに「どちらかの実家の近くで家を買おう」とは言いましたが、私は自分の実家の近くに家を建てたい、自分の両親と一緒に子育てをしたいとばかり考えていました。だから夫に先を越されたような、外堀を埋められたような気分になったのです。
たしかにどちらかというと、私よりも夫の方が帰宅時間が安定しています。これからのことを考えると、家に着く時間もおそらく夫の方が早くなるでしょう。夫の主張は正しいようにも思えます。しかし私だって負けていられません。
このまま夫の実家の近くに家を買うことになってしまってはたまりません。
必死で反論しましたが、私も興奮していたため、つい夫の気に障るようなことを口走ってしまったのです……。
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これからの未来。新しい生活に向けてワクワクしていた私たちの前に、高い壁があることに気づきました。このまま上手くいかずに私たちは終わってしまうのでしょうか。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・んぎまむ
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