2024年F1第15戦オランダGP決勝トップ10ドライバーコメントまとめ(1)

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2024年08月27日 12:20  AUTOSPORT web

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2024年F1第15戦オランダGP セルジオ・ペレス(レッドブル)
 2024年F1第15戦オランダGPの決勝レースで6位〜10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位〜10位のドライバーはセルジオ・ペレス(レッドブル)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)だ。

■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
決勝=10位(71周/72周)
7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
 トップ4チームが8位までを占めるのは最初から分かっていて、僕らにとっては9位と10位を争うレースだった。だが、僕のペースは必要とされていたレベルに届かず、ピエール(・ガスリー)がこちらよりいい仕事をしたので、10位と1点に甘んじるしかなかった。

 チャレンジングなレースだったし、改善できる部分を見出すために、このクルマをより深く理解する必要がある。来週のイタリアでのレースの前に、現場とファクトリーの両方でしっかりデータを見直すつもりだ。

■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=9位(71周/72周)
9番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
 とても楽しいレースだった。ポイントを手にして週末を終えるのは、いつだって気分がいいものだ。金曜からのチームとしての進歩には心から満足している。厳しい状況から立て直して、最終的にはトップ4チーム以降の最上位でレースを終えられたからね。

 まずスタートでフェルナンド(・アロンソ)を抜き、ターン1でアウトからランス(・ストロール)をパスした。あれで僕のレースはずいぶん楽になった。いいトラックポジションを得られて、その後はタイヤのケアをしながらレースのマネージメントができたからだ。

 ピットストップ後には、何度かオーバーテイクも決めた。クルマを信頼してドライブできたので、ターン1のブレーキングを詰めて、アウトサイドのラインからうまく抜いて行けたんだ。そうしてエキサイティングな場面がいくつかあった末に、結果として2点を手に入れることができた。このところ、僕らは進歩の兆しを示し続けているから、これを維持できればいいと思っている。

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=8位(72周/72周)
14番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ソフト
 今日はダメージリミテーションの戦いだった。どうにかポイント圏内まで挽回したとはいえ、結局のところ、もっと上位で戦えるほどのペースはなかったね。昨日の予選でもう少しいいポジションを得ていれば、状況は違っていたかもしれない。最初のスティントでソフトタイヤを使い、何台かを抜いて来られたのは楽しかった。そうして順位を上げていくのは気分が良いものだったけど、土曜の成績さえ良ければ、より多くのポイントを目指して戦えたと思うと、ちょっと悔しい部分もある。

 戦略に関しては、1ストップで最後まで走るつもりだった。だが、ハードタイヤのスティントでロックアップしてしまったので、2ストップに切り替えた。残念なのは、最後に最速ラップのポイントを持って行かれたことだ。タイヤ交換後の早い段階で、もっと速いタイムを出しておくべきだったよ。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=7位(72周/72周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ソフト
 今日のレースは特異な例だったと思う。全体にペースが遅く、3種類のコンパウンドのどれについても同じだった。至るところでスライドしている感じで、結果としてデグラデーションが大きくなり、ズルズルと後退してしまった。予選では比較的速かったわけだから、どうしてこうなったのか、理由を突き止める必要がある。サーキットによってパフォーマンスの浮き沈みはあったものの、過去6戦はずっと上位に近いところにいた。今回はあくまで例外にすぎないと考えている。

 日曜にライバルより遅かったのはなぜか、その原因の解明に早急に取り組まないといけない。来週末はまたモンツァでレースがあるので、今度はもっと良い成績を狙っていきたい。

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=6位(72周/72周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
 とても良いスタートを決めたものの、ターン1に向けて行き場を失う形になり、シャルルに前に出られてしまった。

 序盤はとても好調に思えた。でも、今日の僕たちには前についていくだけのペースがなく、上位グループとのギャップが拡大していった。

 ハードタイヤでのグリップに苦しみ、レースを通してマシンバランスが良くなかった。これからやるべきことは多いが、マシンの問題を理解するという点では有意義な週末だった。これをベースとして、改善していく機会にすることができる。

 今回は、強い追い風を受けるコーナーに関して極端なシナリオだったと感じている。この点で、他チームよりも苦労したんだ。でもモンツァは異なる種類のトラックなので、ポジティブな結果を期待している。

 問題の根本を突き止めることに、地道に対応し、集中していく。どの部分でペースが消えてしまったのかを理解するため、たくさんの作業に取り組むつもりだ。来週のモンツァでは速さを取り戻せることを期待している。

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