「デジモン」8月1日は“お台場メモリアル”!アルタビジョンでの記念PVお披露目&リバイバル先行上映レポ

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2024年08月28日 13:01  アニメ!アニメ!

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「デジモンアドベンチャー25周年記念スペシャルPV」場面カット
8月1日は、TVアニメ『デジモンアドベンチャー』(1999年)、および『デジモンアドベンチャー02』(2000年)の記念日「お台場メモリアル」にあたる。『デジモンアドベンチャー』の作中において、主人公・八神太一を含む”選ばれし子どもたち”が冒険をした日である8月1日を記念して、彼らが東京・お台場に集まったことから名付けられた記念日だ。

2024年8月1日、これに合わせて東京・新宿駅東口アルタビジョンにて「デジモンアドベンチャー 25周年記念スペシャルPV」が世界初公開され、その後ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて「デジモン映画2本立てリバイバル先行上映〜お台場大集合ver.〜」が実施された。

当日、17時からはアルタビジョンの大型モニターにて「デジモンアドベンチャー25周年記念スペシャルPV」が世界初公開された。アルタビジョンの前には16時50分頃から上映を待ち構える人だかりができ、17時にPVが公開されると約300人が画面に見入った。

デジヴァイスやぬいぐるみなどを掲げ記念写真を撮ったり、TV『デジモンアドベンチャー』のオープニングテーマ「Butter-Fly」を一緒に口ずさむなど、思い思いのひと時を過ごしていた。たまたま通りがかった人たちも足を止め、映像が流れ終わった後も多くの人たちが感慨深く感想を言い合っていた。

映像は、『デジモンアドベンチャー』本編では描かれなかった太一以外の選ばれし子どもたちとそのパートナーデジモンたちとの出会いの瞬間から始まるもの。冒険の中で出会った数多くのデジモンたちや物語での印象的なシーンなどが描かれていく。

当時の「Butter-Fly」そのままに、新規映像で美しく表現され『デジモンアドベンチャー』全54話が凝縮されたかのような、25周年にふさわしい映像だ。「デジモンパートナーズ公式チャンネル」にて公開中なので、いま一度観てTVアニメ『デジモンアドベンチャー』の世界に浸ってみたい。

18時30分からは、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて「デジモン映画2本立てリバイバル先行上映〜お台場大集合ver.〜」が行われた。8月9日より期間限定開催の「デジモン映画2本立てリバイバル上映」に先駆けて、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』と『デジモンアドベンチャー02 前編 デジモンハリケーン上陸!!/後編 超絶進化!!黄金のデジメンタル』 の上映、そして舞台挨拶が実施された。

500席以上の席がファンでいっぱいとなり、会場は熱気に包まれた。さらに、舞台挨拶の様子は世界中に配信され、お台場に来られなかった多くのファンもリアルタイムで視聴。数多くのコメントで盛り上がりをみせた。

イベントは、アグモンの「みんな〜元気〜?今日は8月1日、僕と太一が出会った大切な日に集まってくれてありがとー!もうすぐイベントが始まるよ!手拍子とかで盛り上がってね。準備はいい?それじゃあ、スタート!」という元気なナレーションから始まった。

そしてAiMが登場し、劇場版『デジモンアドベンチャー02 前編 デジモンハリケーン上陸!!/後編 超絶進化!!黄金のデジメンタル』 のエンディングテーマであ「スタンド・バイ・ミー〜ひと夏の冒険〜」を熱唱し、スタートを鮮やかに切った。

舞台挨拶には坂本千夏(アグモン役)、AiM(歌手、太刀川ミミ役)、関弘美(デジモンアニメシリーズ初代プロデューサー)、松井伸太郎(デジモン楽曲音楽プロデューサー)が登壇。TVアニメ『デジモンアドベンチャー』放送開始から25年を振り返っていった。

坂本はサプライズで今日のために手作りしてきたミミの帽子を披露。「お別れのシーンでシンボリックに使われている帽子は印象的だった」と、一番印象に残っているシーンとして最終話について熱く語った。そしてAiMは「今日のために見返してきた」「10話『守護者ケンタルモン!』の回で、テントモンとミミの会話が面白かった。当時は無我夢中で収録していたので気が付かなかった」と、25年経ったからこその思いを述べる。

「今だから話せる収録当時の秘話」については、関が「スタンド・バイ・ミー〜ひと夏の冒険〜」の楽曲制作時の話に触れ、「ベン・E・キング『STAND BY ME』のような曲がほしいと松井さんに相談したら、あれは“冒険”の曲ではなく恋の曲だと指摘されて驚いた」と、当時の勘違いエピソードを明かす。松井からは、実は自身が2009年公開の『デジモンアドベンチャー3D デジモングランプリ』という作品に出演していたとの衝撃の告白がなされた。「収録に立ち会っていたら、監督の細田守さんに言われて急遽でることになった」そうだ。

そして、本イベント中で「デジモンアドベンチャー 25周年記念スペシャルPV」が上映され、会場はさらなる盛り上がりを見せる。AiMは涙ぐんで再登場し、坂本は「大きなスクリーンで見る映像は格別」と感想を漏らした。関は「『デジモンアドベンチャー』の登場キャラを総ざらいしているはず」「初めて描いた太一たち以外の出会いのシーン」の2箇所を見どころをとして挙げ、「ぜひ繰り返し見てほしい」とアピールした。

さらに、AiMが和田光司や宮崎歩とともに出演した15周年のイベント時に実施された、会場全員での「Butter-Fly」合唱が再び行われた。AiMから「10年経つと寂しいことも増えるが、会場と配信で和田光司さんに『Butter-Fly』を届けてほしい」という言葉とともに、合唱がスタート。TVアニメ『デジモンアドベンチャー』のオープニング映像に合わせ、会場中を巡る登壇者とともに総勢500名で歌う「Butter-Fly」は圧巻となった。10年前と同じ8月1日・同じお台場の映画館で「Butter-Fly」の合唱が行われるという、感動の瞬間だった。

最後にAiMと坂本から、来場者、配信を見ている世界中の「デジモン」ファンに向けたメッセージが贈られた。AiMは「本日はありがとうございました。25年前はSNSもなく、本当に見てくれているのか、届いているか不安な毎日でした。25年経ち、世界中で愛される作品に携われて本当に幸せです。これからも応援よろしくお願いします」と呼びかける。坂本は「こんなに大勢のみなさんに応援していただいていることを、25年前の自分たちに伝えたいです。これから先も作品の持っているエネルギーを大事にしていきたいです」と話した。

熱が冷めやまない中トークイベントはエンディングをむかえ、この後に2本の映画が上映されて本イベントは終了した。登壇した4名、会場に駆け付けた500人以上のファンとともに、昔と変わらない「デジモン愛」をひしひしと感じるイベントとなった。生配信をリアルタイム視聴していたファンからは、「無限大な〜!」と合唱したり、「現地行きたかった」「和田さん見てるかな」や、PVに対して「泣かされまくり!」「鳥肌やばい!感動!」など、数多くのコメントが寄せられた。

なお、イベント中には2つの告知があった。東京会場を経て10月5日より大阪会場が開幕する「アニメ25周年記念 デジモンアドベンチャー展」の話題に加え、「石田ヤマト×TEEN-AGE WOLVES」のアルバム発売決定の発表もなされた。このアルバムの発売告知には、この日一番の歓声があがった。

「アニメ25周年記念 デジモンアドベンチャー展」の大阪会場は、心斎橋オーパ 7階の特設会場にて10月5日から10月20日まで開催される。前売券はチケットぴあにて発売中。また会場では入場特典として、アグモンとガブモンの描き下ろしイラストを使用したデジモンカードゲームのカード2種のうち、ランダムで1枚が数量限定で配布される。「石田ヤマト×TEEN-AGE WOLVES」のアルバムについては、詳細は続報を楽しみに待とう。


【アニメ25周年記念 デジモンアドベンチャー展】
<大阪>
■会場  :心斎橋オーパ 7階 特設会場
■期間  :2024年10月5日(土)〜10月20日(日)
前売券をチケットぴあにて好評発売中!

<入場特典プレゼント>
アグモンとガブモンの描き下ろしイラストを使用したデジモンカードゲームのカード(2種)
来場者様にはランダムで1枚を数量限定で配布予定
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