「笑うマトリョーシカ」第10話、怒涛の展開と櫻井翔“清家”のラストの言葉に「心臓持たない」の声上がる

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2024年08月31日 10:51  cinemacafe.net

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「笑うマトリョーシカ」第10話(C)TBS
水川あさみ主演「笑うマトリョーシカ」第10話が8月30日に放送され、最終回を目前に控えた怒涛の展開とラストの清家の言葉に「今までの考察全て飛んだ」「心臓持たない」といった声が上がっている。

早見和真による人気小説をドラマ化した本作は、人間の欲望と謎が絡み合うヒューマン政治サスペンス。主人公の新聞記者・道上香苗を水川あさみが演じ、若き人気政治家・清家一郎を櫻井翔、清家一郎の有能な秘書・鈴木俊哉を玉山鉄二が演じる。

道上と同じ東都新聞で働く社会部の記者・山中尊志役に丸山智己、道上の後輩記者・青山直樹役に曽田陵介が出演するほか、渡辺いっけい、筒井真理子、渡辺大、高岡早紀、青木柚、西山潤、真飛聖、矢島健一ら豪華キャストが脇を固める。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

浩子(高岡)と対峙し、清家(櫻井)を政治家にするまでの過去の出来事を聞かされた道上(水川)。しかし、清家が書いた論文を鈴木(玉山)に送ったのは自分ではなくといわれ、新たな謎まで生まれてしまう。論文を送った人物を探すため、浩子の夫・小松(堀内正美)のもとを訪れるが何も聞き出せなかった道上は、小松のヘルパー・田所礼子(和田光沙)へ疑惑の矛先を向けていく…というのが第9話のストーリー。

鈴木は、佐々木もまた浩子の影響下にあるのかもしれないと考え連絡を絶っていたが、妻・由紀(真飛)に背中を押され佐々木(渡辺)の店に向かい、清家の後援会長を辞めたことを聞かされる。鈴木は母親の浩子が清家をコントロールしているかもしれないと佐々木に話すと、佐々木は浩子に頼まれて清家の様子を何年も前から連絡していたことを打ち明けた。一方、田所礼子の専門学校入学前の情報がつかめずにいた道上は、あることに気付き亜里沙の母親の元を訪ねていた。そして、真実にたどり着いた道上は、浩子、鈴木夫妻、山中、小松、そして田所礼子を愛媛の佐々木の店に集める。公式Xで「10時23分頃とんでもない事実が発覚」と予告されていた時間に近付き、SNSでは「いよいよ…」「近付いてきた」「ドキドキする」という投稿で溢れた。

道上は、浩子が清家から縁を切られていたため、佐々木を通して様子を聞いていたことや、浩子が精神的に不安定になっていたこと、浩子が病を患っていること、そして田所礼子の正体が、整形をして母親の旧姓を名乗っていた真中亜里沙であることを明かした。衝撃の事実にSNSで「やっぱり」という声や「ええええ」「怖すぎ」「ホラーだ」といった投稿で溢れた。

正体が明かされた亜里沙は、浩子や鈴木に対して清家が本当に全てを預けていたのは鈴木でも浩子でもなく自分だったと主張し、清家をたきつけて姿を消すフリをしてこっそり会っていたこと、官房長官になったら自分と一緒になるはずだったこと、全ては自分の書いたシナリオ通りになるはずだったと、これまでのことを話し始める。しかし、亜里沙は3年前に突然清家から捨てられたと怒りをあらわにする。浩子が清家を奪い返したと考えた亜里沙は、顔を変えて浩子に近付いたが浩子と清家のつながりは見えてこないため、鈴木なのかもしれないと思い論文を送ったことを明かす。武智の事故は亜里沙が仕組んだものだったが、鈴木の事故に亜里沙は関与していなかった。亜里沙が語る衝撃の事実と新たな謎に、SNSでは「鳥肌」「どういうこと」「カオスすぎる」「予想ぜんぶひっくり返った」「今までの考察全て飛んだ」と動揺の声が相次いだ。

現実を突きつけられた浩子は「悲しみとようやく向き合える」と言い、BG株事件に関するテープを道上に託し「彼を助けてあげて」と涙を流す。この姿にSNSでは「疑ってごめんなさい」「ちょっと同情してしまう」という声が上がる。

浩子から受け取ったテープには、鈴木の父の声だけでなく諸橋や羽生の声が入っていた。政権がひっくり返る可能性のある証拠品を手に入れた道上の元へ清家から連絡があり、道上は清家の事務所を訪ねる。清家は道上と距離を置いたのは諸橋の指示だったことを謝るが、道上は清家に対し、誰が背後にいるのか、鈴木でも亜里沙でも浩子でもなく、ハヌッセンは誰なのかと問い詰める。すると清家は道上に近付き「僕のブレーンになってくれませんか?僕のそばにいてくれませんか?」と言い、第10話が幕を閉じた。

怒涛の展開からのラストの清家の言葉に「心臓持たない」「道上を取り込もうとしているの?」「何を考えてるの」という声が上がる一方で、次週の最終回に対し「真相が知りたいけど終わって欲しくない」「予想がつかない」といった声も上がっている。

【第11話(最終回)あらすじ】

浩子(高岡早紀)は清家(櫻井翔)を操るハヌッセンではなかった。そしてBG株事件には、前外務大臣の諸橋(矢島健一)だけでなく、総理大臣の羽生(大鷹明良)も関与していた。そんな衝撃の事実が次々と明らかになった矢先、清家から「僕のブレーンになってほしい」という突然の提案を受けた道上(水川あさみ)は、ブレーンとしてそばにいることで清家のハヌッセンを突き止められると考え、その提案を受け入れることに。

ことあるごとに道上に意見を求め、道上の考えをそのまま吸収して自分の言葉にする清家。そんな清家を目の当たりにし、道上はある種の充実感を抱き始めるのだった。そんな中、山中(丸山智己)から一刻も早く羽生と諸橋がBG株事件に関与していた証拠を公開し、2人を失脚させるべきだと促された道上だが、政権と敵対すると清家のブレーンを降りることになると考えた道上は、悩み始め…。
「笑うマトリョーシカ」は毎週金曜日22時〜TBS系にて放送中。




(シネマカフェ編集部)

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