風見しんご(2022年11月撮影) (C)ORICON NewS inc. 中国の人気俳優ワン・イーボー主演、パリ五輪でも話題になったブレイキン(ブレイクダンス)を題材にした映画『熱烈』(9月6日公開)の公式SNSに、昨年より、米ロサンゼルスに渡ったタレントの風見しんごのコメントが掲載された。自身がブレイクダンスを始めた当時に思いを馳せている。
【動画】映画『熱烈』メイキング映像 風見は、1982年10月、バラエティー番組『欽ちゃんの週刊欽曜日』(TBS)で芸能界デビュー。83年5月、「僕笑っちゃいます」で歌手デビューし、4枚目のシングル「涙のtake a chance」(84年12月発売)の振付にブレイクダンスを取り入れ、テレビを通して日本中にブレイクダンスを広めたことから、いまでも「ブレイクダンスの先駆者」とされている。
掲載されたコメントでは、「1983年、昭和58年日本で『フラッシュダンス』と云う1本の映画が公開された。その映画の中のワンシーンにNYの路上でブレイクダンスを踊る子供達が登場した。それを観た瞬間、僅か1分あるか無いかのそのダンスに僕は夢中になった。インターネットもYouTubeも携帯電話すらない時代、教えてくれる人もいなければ資料すら簡単に手に入る時代では無かったけれど、どうしてもウインドミルがやりたくて気がつけばいつも床に這いつくばっていた。ツルツルでピカピカの床を見つけるといつも回りたくて仕方が無かった。」と、ブレイクダンスに魅了されたきっかけを明かしている。実際、風見はブレイクダンスを習得するため、ニューヨークで猛特訓を受けた経験がある。
さらに、映画『熱烈』を鑑賞した感想として、「あれから40年、ついにアジア発のブレイクダンス映画がやって来た!あの頃のバックスピンやウインドミルはとんでもない技に昇華していた。ただ『何かに夢中になる瞬間』だけは今も同じ様にそこに在った。」と共感を示している。
続けて「大画面で迫力の技の数々を是非堪能していただきたい。そして備えよう!そろそろ次は世界最高(そう僕は信じている)の日本のブレイクダンサー達が大画面で躍動する番だ!」と、現在、そして未来のダンサーへのエールでコメントを締めくくっている。
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