鹿屋市に新聞広告大賞＝土用の「うしの日」問題―新聞協会

　日本新聞協会は４日、第４４回新聞広告大賞を、鹿児島県鹿屋市の「土用の『うしの日』問題」に贈ると発表した。

　同市は昨年７月、ふるさと納税の返礼品としてうなぎの申し込みが多い中、名産品である和牛も同時にＰＲする新聞広告を掲載。それぞれの生産者の主張を紙面の表裏に載せた上、２次元コードで誘導した動画でも魅力を発信した。新聞広告を起点にした立体的な展開で、自治体の知名度向上と地場産業の活性化に大きく寄与したとして高く評価された。