坂本龍一氏が愛用した機材で音楽制作できるスタジオ デジタルガレージが開設へ

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2024年09月05日 10:51  ITmedia NEWS

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ニュースリリースより

 デジタルガレージは9月4日、坂本龍一氏が愛用していた楽器や機材を活用し、アーティストが音楽・映像制作できるスタジオ「アーティスト・イン・レジデンススタジオ」を、神奈川県横須賀市の同社施設内に開設する計画を発表した。


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 「かつてアルファレコードがYMOや荒井由美などの世界的アーティストを輩出した伝説のスタジオの次世代版を目指す」という。詳細は2025年2月に発表する。


 坂本氏が愛用したピアノ、真空管マイク、新旧の機材などをそろえる。アーティストは滞在しながら作品制作を行い、技術や感性を磨けるスタジオ。アーティストやエンジニアを育成するプログラムも同時に行うという。


 最新の通信ネットワークやDAOを活用し、国内外のスタジオと連携したり、トリビュートコンサートやソフトの配信、環境保護の坂本龍一財団との連携したりすることも視野に入れる。


 デジタルガレージは、1983年公開の映画「戦場のメリークリスマス」のころから坂本氏と交流があり、取締役の伊藤穰一氏や村井純・慶応大教授とも親交があった。今回、代表の林郁氏が坂本氏の遺族から相談を受け、楽器を次世代に伝える橋渡し役を引き受けたという。



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