元横浜大洋ホエールズの高木豊氏が自身のYouTubeチャンネルで、日本プロ野球機構(NPB)が2日に発表した「写真・動画等の撮影及び配信・送信規定」について語った。
■ボールインプレー中の写真や動画のアップ禁止
NPBは2日「写真・動画等の撮影及び配信・送信規定」を発表。
これは「ボールインプレー中の写真や動画の送信禁止」「インプレー以外で、プレーヤー以外を撮影した動画は140秒以内ならアップを認める」「当該試合中の配信・送信は認めない」などを定めたもので、来年2月1日から施行される。
来年から選手のホームランやピッチングを収めた動画や写真は、撮影はできるものの、SNSにはアップロードできなくなる。
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■高木氏の見解は?
森藤から「このルールに賛成? 反対?」と質問された高木氏は「反対か賛成かはわからないな。NPB側がものすごく迷惑がかかっているから、こういうことになったと思う」と語る。
さらにファンのスマートフォンを特定できるシステム導入の必要性に言及し、「おもしろがってギリギリのところを探してやってくるやつとか。グレーなところをついてくるやつがいるから、面倒くさいと思うけど、野放しにしていると、どこかで規制をかけないとダメなんだろうね」と持論を展開した。
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■売り子や警備担当者の盗撮事例も
その後、森藤が飲食物の売り子や警備担当者の盗撮するケースがあったことが紹介される。
また、吉井理人監督がベンチで確認していたデータをファンが盗撮し、SNSにアップされた事例にも言及。これに高木氏は「なにをやっているんだよ。そんなの即刻退場だよ」と憤りをあらわにした。
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また、大きなカメラを持ったファンによって、周辺にいる観客の視界が遮られるケースも紹介された。
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■データの盗撮に憤慨
話を聞いた高木氏は「本当になにか規制を作らないとさ、このままじゃもう野放しだもんな。 メモが盗撮されるというのは、これはロッテ側のデータだから、これは困る」とコメント。
そして「NPBがつかさどっているわけだから。それが決めたルールっていうのはどうしても従わなきゃいけないからね。社会というのはルールでできているから。そのルールを破るようなことはしないように。野球がダメになるくらいのつもりで、意識をしておいたほうがいい」と語った。
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■一部ファンからは不満の声も
今回のルール設定は悪質な盗撮や、YouTubeなどプロ野球の試合を使った営利目的で配信などをNPBが過誤できなくなったことが要因であるとみられる。
来年以降は球団公式や放送媒体、新聞社などのSNSでプレー中の動画や写真を確認することは可能だが、一般人が撮影したものは見られなくなる。
このルールについて、一部野球ファンからは不満の声も上がっている。
■高木氏がNPBの写真撮影に関する新ルールに持論展開
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)