旧芸名「ほっしゃん。」でお笑い芸人として活動した俳優星田英利(53)が、12日までにお笑いコンビ鬼越トマホークのYouTubeチャンネルに出演。不遇の時代を振り返った。
星田は、自身の生い立ちや、芸人を目指した経緯、元相方の宮川大輔(51)とのコンビ「チュパチャップス」でブレークした当時などについてトーク。「吉本印天然素材」のメンバーとしてアイドル的人気を博したが、「役者になりたい」という宮川から解散を切り出され、1999年にピン芸人となった。
そこから星田は「冬の時代」に突入。当時のことは「今でも夢見て泣いて起きる」とも言う。「だって4年間で仕事3日やからね。年収ゼロが2年続いた」という苦境の中、地下鉄工事や居酒屋などでのアルバイト生活で糊口(ここう)をしのいでいたという。
同期芸人らが活躍する中で自身は仕事がなくなり、精神状態も悪化。ナインティナインがフジテレビ系「笑っていいとも!」に出演している姿を見かけると、「足引っ張りたいから、頭おかしくなってるから、『生放送やコレ』って矢部(浩之)とかのケータイに電話して『今、電話鳴って怒られろ』みたいな。仲良かったけど、うらやましくて…」と、嫉妬心にかられて異常な行動をしていたと明かした。
「何回も死のうと思った。ちょうど1999年でノストラダムスの大予言。『ほんまに滅亡しろ』って思ってた。『これでみんなチャラになれ、一緒に終われ!』って。アカン考え方やけど…」と振り返っていた。
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