【写真】成長した優未を演じる川床明日香
ある日、星家では航一と優未(川床明日香)が進路をめぐって口論をしていた。優未曰く、博士課程を終えた先、研究者として職を得ることは男女関係なく厳しいとのこと。「もう戦う自信がない」と打ち明ける優未は研究を嫌いにならないためにも、研究職を目指すことを辞めて大学院も中退すると主張する。
航一があきらめずに研究を続けるべきと説得しているところに、寅子(伊藤)が割って入り、優未の出した答えを尊重してほしいと訴える。航一は、寅子との議論がヒートアップすると「ダメだ…絶対にダメだ…僕はかわいい娘が傷つくのは見たくないんだ!」と大声で食い下がる。
するとそこへ、今度はのどか(尾碕真花)が婚約者・誠也(松澤匠)を連れてやってくる。航一が誠也との初対面にうろたえる中、駆け出しの芸術家でもある誠也は、のどかに苦労をかけてしまうと説明。その上で「僕たち結婚します」と報告。急展開に驚くのどかに、誠也は「大人の僕らが親の了承を得るものじゃない」と明言。するとのどかも納得の笑顔を見せる。
その一部始終を見ていた航一は思わず「ハッ…フフフフフ…」と笑ってしまう。そばにいた寅子が「あらやだ怖い…」とつぶやくと航一は「いや…こんなにも感情が高まり揺さぶられることが人生に起きると思っていなかったので…」ともらす。
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