バレーボールSVリーグ男子の東レアローズ静岡が13日、袋井市立袋井東小学校で特別授業を行った。県教委による「オリンピック・パラリンピックレガシー教育推進事業」の一環で、今年5月までの5年間、監督を務めた篠田歩シニアマネジャー(44)が体育の授業に参加。4、5年生約80人に「立ち幅跳び」での腕の振り方や着地などを指導し、「楽しみながら取り組んでくれてよかった」と笑顔を見せた。
10月の新体力テストに先立って行われた授業で、身ぶり手ぶりを交えてアドバイス。本業? のバレーボールでも触れ合い、「私は中学でバレーボールに出会った。皆さんも好きなことを1つでも探せるように頑張ってください」とメッセージを送った。
トップチームの指揮から離れて4カ月。現在はシニアマネジャーとして、バレーボール教室や講演など、地域・行政に向けた普及活動に携わる。U−15チームの監督も兼務し育成、強化にも力を注ぐ。選手で12年、コーチ、監督でそれぞれ5年で東レ在籍23年目。「今後も皆さんに愛されるクラブを目指していく」と、後方からアローズを支えていく。【山口昌久】
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