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元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏が17日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に出演。俳優の真田広之が製作、主演したドラマ「SHOGUN 将軍」(ディズニープラス)が米テレビ最高の栄誉とされる第76回エミー賞で、史上最多の18冠を獲得したことに対し、コメントした。
菊間氏は「エンタメに関しては、韓国の方が先に世界に認められた。日本としては置いていかれていたという感じがあった。ものすごい逆転だなと思いました」とうれしそうだった。
この作品は徹底的に本物志向にこだわり、真田広之が日本人俳優を起用したり、殺陣や時代考証などのスタッフも日本から雇った。セリフの70%も日本語の会話で構成されている。もちろん、真田は日本人初の主演男優賞にも輝いた。
「ハリウッドでお金をかけると、こんなことになるんだという感じですけど。10年以上前から、真田さんもプロデューサーとしてやっていらした。米国の方たちは字幕は見ないと言われていて、日本の映画が海外で流行らない理由はそこと言われていた。今の多様性が重視されている時代に公開のタイミングもあったんだなと思います」
日本の時代劇にも言及し「当たり前に時代考証の方たちがいて、しっかり昔のこと調べながら作っている。ハリウッドで作ると、日本人からすると違和感がある映画だったり、日本人だったのが、真田さんが全部連れて行った」と受賞の要因を分析した。
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さらに、「日本人が誇れる作品を世界に出してくださったのがすごいうれしいし、日本で時代劇を作っている方たちの活躍の場が広がっていきますね」と、うれしいニュースに最後まで笑顔を絶やさなかった。
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