台湾京劇がおくる「The Monkey King孫悟空Episode ZERO」記者発表が18日、都内で行われ、日本人初の京劇俳優でもある石山雄太(49)らが登壇した。
台湾京劇は、中国で発祥しユネスコ無形文化遺産でもある「京劇」の伝統を継承した演劇。同作は西遊記の旅が始まる前の孫悟空の物語。いたずら好きの孫悟空が天の宮廷で大混乱を引き起こす神話を現代風にアレンジしたオリジナル舞台作品。孫悟空役は、台湾著名な世代の違う3人の俳優が演じ分け、鍛錬された一流のアクロバティックな演技とセリフまわしを披露する。
同作は21年12月に台北の高雄市で世界初上演。台湾国内とシンガポール公演で好評を博し、満を持して日本公演が決定した。MCを務めた石山は「拍手と『ハオ』は栄養剤。役者はそのために芸をやっていると言っても過言ない」と呼びかけた。
2代目孫悟空のチー・ティンファンは、台湾で高い人気を誇り、現地の中国オペラで最高武術俳優の一人。会見では石山の通訳を介して質疑応答に対応。日本で楽しみにしていることについて問われると「相撲とかを見てみたい。日本の生活様式の細やかさやこだわりを見てみたい」と日本文化に興味津々。同じく孫悟空を演じるチン・ラングは「SNSで見ると日本の風景はすごくきれいなので、いろいろと見て回りたい」、スー・チェンウーは「ショッピングです」と回答した。
公演は11月16、17日。KAAT神奈川芸術劇場にて。
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