水川あさみだけじゃない! 『踊る大捜査線』に出演していた「無名時代の大物」たち

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2024年09月18日 17:01  日刊サイゾー

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 ドラマ『踊る大捜査線』(フジテレビ系)の劇場版スピンオフ作品『室井慎次 敗れざる者』が10月11日、『室井慎次 生き続ける者』が11月15日に公開される。

 それに伴い、フジテレビでは16日からドラマ版の『踊る大捜査線』の一挙再放送が放送されており、17日には新人時代の水川あさみが出演していることが大きな話題を呼んだ。

『踊る大捜査線』が放送されていたのは、1997年1月から3月のわずか3カ月間。デビュー間もない14歳の水川が演じていたのは、カバンをひったくられてケガを負った女子中学生。登場時間は数十秒だが、主役の青島刑事(織田裕二)との会話シーンもあり、出演した第3話においては重要な役割を担っていた。その後、数々の映画賞を受賞する女優の意外な出発点となっていた。

 だが、『踊る』シリーズに無名時代に出演していた大物俳優は、水川だけではない。

 今年の夏ドラマ『新宿野戦病院』(フジテレビ系)で主役である女医・ヨウコ・ニシ・フリーマンを演じ、印象的な活躍を見せた小池栄子も『踊る』にチョイ役で出演していたひとりだ。

 小池が出演していたのは、第5話。きたろう演じるサラリーマンに援助交際を持ちかけられる不良少女のひとり。こちらも役名のないチョイ役だったが、和久さん(いかりや長介)に堂々とタンカを切るシーンもあり、当時から度胸の良さを感じさせる演技を見せていた。その後、俳優としてだけでなく、グラビア、バラエティ、経済番組のMCなど活動の幅を広げていった小池の原点は、こんなところにあったのだ。

 19年のNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』で主役を務めた阿部サダヲは、第9話で、妹を殺され復讐を誓う男を熱演。湾岸署に侵入し、青島の胸をナイフで刺すという重要な役を演じていた。後にコメディ俳優として名を上げる阿部だが、このときの繊細な芝居は印象的だった。

 また、劇場版第1作の『踊る大捜査線 THE MOVIE』(1998年)には刺された青島のリハビリを手伝う看護師役で木村多江、興行収入170億円以上の大ヒットとなった劇場版第2作『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年)には、役名のない一捜査員の役で佐々木蔵之介が出演している。

 そのほか、古田新太、仲間由紀恵、伊藤英明などそうそうたる大物俳優たちがチョイ役で出演していた『踊る』シリーズ。今回の一挙再放送では、当時は気づかなかった新たな発見がありそうだ。

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